僕らはいろんな計画を持ちますが、なぜそのようにしたいのかあまり考えません。神様が見ておられるのは僕らが何をしたかではなく、どのような心でしたのか、です。僕らは自分の計画が正しく良いものだと思っています。でも、それが神様から出ていないのなら、不純です。
1 人は心に計画を持つ。主はその舌に答えを下さる。
2 人は自分の行ないがことごとく純粋だと思う。しかし主は人のたましいの値うちをはかられる。
良いことをしているつもりでも、心の中は「人から認められるため」だったり、「愛されるため」の努力だったりすることもあります。また、「こうでなければ」という神様抜きの頑固なルールだったりもします。神様が見ておられるのは僕らのたましいです。「主は人のたましいの値打ちをはかられる」とあります。（2）イエス様もおっしゃいました。
（マタイ 6:1－2）
人に見せるために人前で善行をしないように気をつけなさい。そうでないと、天におられるあなたがたの父から、報いが受けられません。だから、施しをするときには、人にほめられたくて会堂や通りで施しをする偽善者たちのように、自分の前でラッパを吹いてはいけません。まことに、あなたがたに告げます。彼らはすでに自分の報いを受け取っているのです。
評価や賞賛を得ようとして頑張ることや、人から認めら愛されたくて動いてしまうことや、「こうでなければ」という自分の主義主張などなど、自分が握りしめているものを神様に手放しなさい、「主にゆだねよ」と聖書は言います。それで自分がなくなることはありません。逆に神様が与えてくださる素晴らしいご計画が始まります。
3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。
僕らは知らないうちに、こうでなければならない、と思い込んでいます。でも、僕らの人生にはもっと素晴らしい神様のご計画があります。だから、神様に自分の計画も、計算も手放しなさい、と聖書は言います。もっと素晴らしい神様のご計画が用意されています。
3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。
4 主はすべてのものを、ご自分の目的のために造り、悪者さえもわざわいの日のために造られた。
神様に譲らないことは高ぶりです。そのようなものを主は嫌われると言います。その結果、周りの人との関係も悪くなり、敵を作ってしましいます。ところが、主に自分の頑固さを認める人は赦され、喜ばれます。神様に喜ばれ、なんと、敵だった人と平和な関係になれます。良いことだらけです。頑固さを認め、やめることは良いことしかありません。
5 主はすべて心おごる者を忌みきらわれる。確かに、この者は罰を免れない。
6 恵みとまことによって、咎は贖われる。主を恐れることによって、人は悪を離れる。
7 主は、人の行ないを喜ぶとき、その人の敵をも、その人と和らがせる。
自分の頑張りや計画にこだわって良い収入を得ることよりも、神様に手放して収入が減っても、それは素晴らしいことです。僕らの人生を確かに、そして、平安と喜びにしてくださるのは神様だけです。
8 正義によって得たわずかなものは、不正によって得た多くの収穫にまさる。
9 人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、その人の歩みを確かなものにするのは主である。
イエス様は「こう祈りなさい」とおっしゃいました。
（マタイ 6:9－10）
天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。（神様の主権や栄光だけが現されますように。人間の栄光や力で汚すことなく、聖なるものとされますように）御国が来ますように。（神様の完全なご支配、王権がきますように）みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。（神様の思い通りになりますように）
主の祈りは自分の計画も願いも賞賛も「ゆだねます」「ささげます」という祈りです。神様は僕らにもっともっと良いご計画をなしてくださいます。
3 あなたのしようとすることを主にゆだねよ。そうすれば、あなたの計画はゆるがない。
主は今日も素晴らしい方です。ハレルヤ！
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