2023年2月13日月曜日

2コリント13章

 洗礼を受けたらゴール、ということはありません。親が子どもを産んだらゴールということがないのと同じですそこからがスタートです同じようにパウロは教会の皆さんがイエス様を信じただけでなく、罪をやめて神様と近くなって行くことを願い祈っています。僕らもイエス様を信じて罪が赦され、神様の命につながり始めました。それはスタートです一生かかってだんだんとイエス様の力が僕らの生活に現れて行きます。


7 私たちは、あなたがたがどんな悪をも行なわないように神に祈っています。(…中略…)あなたがたに正しい行ないをしてもらいたいためです


9 私たちはあなたがたが完全な者になることを祈っています。


11 兄弟たち。喜びなさい。完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。


実際はコリント教会は問題だらけ、罪だらけでした。「争い、ねたみ、憤り、党派心、そしり、陰口、高ぶり、騒動」(12.20)があったし、パウロを認めず「本当にあいつは指導者?キリストに用いられてるの?」という批判もあったようです。(3)パウロは自分が認められずバカにされていても、罪に対してはしっかり向き合ってます。「たとい私たちは不適格のように見えても、あなたがたに正しい行ないをしてもらいたい」(7)と言っています。また「私たちは、自分は弱くてもあなたがたが強ければ、喜ぶのです私たちはあなたがたが完全な者になることを祈っています。」(9)とも言っています。彼らが罪をやめて成長するためには、次は容赦しない、と強く警告しています。


2 私は二度目の滞在のときに前もって言っておいたのですが、こうして離れている今も、前から罪を犯している人たちとほかのすべての人たちに、あらかじめ言っておきます。今度そちらに行ったときには、容赦はしません。


10 これらのことを書いているのは、私が行ったとき、主が私に授けてくださった権威を用いて、きびしい処置をとることのないようにするためですこの権威が与えられたのは築き上げるためであって、倒すためではないのです


罪に対してちゃんと注意するのは愛そのものです親が子どもを教えるのと同じです罪を放置しても良いことは何もありません。注意するのはイエス様の願いだし、そのためにパウロは霊的な権威を預かっています。これはパウロが威張ってるのではなく、一緒にイエス様がいることの現れですキリストがパウロの中に生きていて、彼を用いてくださってます。注意するのは指導者パウロではなく一緒にいるキリストです


4 私たちもキリストにあって弱い者ですが、あなたがたに対する神の力のゆえに、キリストとともに生きているのです

5 あなたがたは、信仰に立っているかどうか、自分自身をためし、また吟味しなさい。それとも、あなたがたのうちにはイエス・キリストがおられることを、自分で認めないのですか。――あなたがたがそれに不適格であれば別です。――


同じように、僕らにもキリストは一緒にいます。そのことを信じているかどうか「自分自身をためし、また吟味しなさい。」と言われています。「信仰にたっているかどうか」とは「信じて体重を預けているかどうか」という意味です信じてゆだねていないと、神様でなく、見えるものを求めてしまうのが人間ですまじめで熱心なクリスチャンに見えても、心の中はいつの間にか今まで行なってきた奉仕のわざであるとか、能力とか、経験とか、行ないが中心になり、そっちを重視してしまいます。

僕らも自分に聞いてみましょう。「自分はキリストに全ての信頼をおいてるでしょうか?それとも他のものに信頼をおいてるでしょうか?」と。自分自身をためし、また吟味しなさい、と聖書は言います。(5)


神様との関係は必ず成長します。そして完成へと向かっています。どんなにヒドい人でもイエス様を信頼するなら必ず成長します。


11 終わりに、兄弟たち。喜びなさい。完全な者になりなさい。慰めを受けなさい。一つ心になりなさい。平和を保ちなさい。そうすれば、愛と平和の神はあなたがたとともにいてくださいます。


僕らはイエス様を信じました。イエス様を信じて罪は赦されました。完全無罪です。でも、それがゴールではありません。それはスタートです次にイエス様にしたがって罪をやめたい、という心が与えられるし、そのように変えられます。それも「(自分は)キリストにあって弱い者ですが、キリストとともに生きている」(4)という信頼によって成長します。自分の力ではありません。神様との関係は、信仰(信じること)に始まり信仰(信じること)に進ませます。(ローマ1.17)成長とは、神様にますます信頼することです。福音(良い知らせ)を信じることは力です。いや、福音(良い知らせ)そのものに力があり、僕らを変えます。(ローマ1.16)そしてそれは、僕らがキリストの御霊によって愛し合うことに現れます。


12 聖なる口づけをもって、互いにあいさつをかわしなさい。すべての聖徒たちが、あなたがたによろしくと言っています。

13 主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが、あなたがたすべてとともにありますように。


僕らの中にキリストがいます。それを信じましょう。僕らには力がないけど、キリストにはあります。僕らには愛はないけど、キリストは愛の方です信頼して心も体も委ね、お任せしましょう。僕らは変えられ、成長します。ハレルヤ!

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