結婚相手以外と寝ないように、それは家庭を壊すし(将来の家庭も含めて)人生を壊す、と聖書は繰り返します。ところがこの世ではそれを誰も教えてくれません。聖書のことばは真理です。そして僕らに祝福を与えようとしています。性的な誘惑がどのように来るのか、そして人はどのようにダマされていくのか、聖書は実例を書き、そしてダマされないためにはどうしたらいいかを教えます。
7 わきまえのない者たちを見ていると、若者のうちに、思慮に欠けたひとりの若い者のいるのを認めた。
8 彼は女の家への曲がりかどに近い通りを過ぎ行き、女の家のほうに歩いて行った。
9 それは、たそがれの、日の沈むころ、夜がふける、暗やみのころだった。
10 すると、遊女の装いをした心にたくらみのある女が彼を迎えた。
11 この女は騒がしくて、御しにくく、その足は自分の家にとどまらず、
12 あるときは通りに、あるときは市場にあり、あるいは、あちこちの町かどに立って待ち伏せる。
まず、誘惑する女が「あるときは通りに、あるときは市場にあり、あるいは、あちこちの町かどに立って待ち伏せる」(12)とあります。人が集まるあらゆる所で敵は狙っています。今ならネットの中のどこででも若者をダマして捕まえようとする罠があるし、男はそちらに誘導されます。男が誘導されたのは「日の沈むころ、夜がふける、暗やみのころ」でした。つまり、他の人に見られない状況です。今で言うなら誰にも見られない自分だけのネットやスマホの中、という感じでしょうか。他人の目があると誘惑から守られるけど、人間は誰にもバレないと思うと流されます。人の目があるのは助けになります。PCや携帯が妻や家族に見られてみいいようしておくのは守りになります。もちろん、誰にも見られてなくも神様は見ています。
13 この女は彼をつかまえて口づけし、臆面もなく彼に言う。(…中略…)
18 さあ、私たちは朝になるまで、愛に酔いつぶれ、愛撫し合って楽しみましょう。
19 夫は家にいません。遠くへ旅に出ていますから。
20 金の袋を持って出ました。満月になるまでは帰って来ません。」と。
21 女はくどき続けて彼を惑わし、へつらいのくちびるで彼をいざなう。
誘惑する女は「夫は帰って来ないから大丈夫」とバレないことを保証します。
神様のことばを知らない人は抵抗することはできず、まるで殺されにいく牛のように、鳥が罠にかかるように男は女にダマされます。その先は悲惨です。
22 彼はほふり場に引かれる牛のように、愚か者を懲らしめるための足かせのように、ただちに女につき従い、
23 ついには、矢が肝を射通し、鳥がわなに飛び込むように、自分のいのちがかかっているのを知らない。(…中略…)
26 彼女は多くの者を切り倒した。彼女に殺された者は数えきれない。
27 彼女の家はよみへの道、死の部屋に下って行く。
聖書は僕らに祝福を与えようとしています。罠から逃れるためには、神様のことばをいつも聞いていることです。神様のことばは僕らの安全保障です。
1 わが子よ。私のことばを守り、私の命令をあなたのうちにたくわえよ。
2 私の命令を守って、生きよ。私のおしえを、あなたのひとみのように守れ。
3 それをあなたの指に結び、あなたの心の板に書きしるせ。
4 知恵に向かって、「あなたは私の姉妹だ。」と言い、悟りを「身内の者。」と呼べ。
5 それは、あなたを他人の妻から守り、ことばのなめらかな見知らぬ女から守るためだ。
神様のことばを大事にしていると、自分の心が神様からズレているとすぐ分かります。神様は性欲をすばらしく良いものとして与えています。あれダメ、これダメという方ではありません。むしろ、妻と喜び楽しめ、と教えます。
(箴言 5:18-19)
あなたの泉を祝福されたものとし、あなたの若い時の妻と喜び楽しめ。愛らしい雌鹿、いとしいかもしかよ。その乳房がいつもあなたを酔わせ、いつも彼女の愛に夢中になれ。
僕の尊敬する牧師は誘惑から守られるためのルールを作りました。
1、毎日30分は妻と語り合う。2、週に2時間は妻とデートする。
また、友だちによって誘惑されることもあります。聖書は悪い友だちに気をつけるようにも教えています。
(1コリント 15:33)
友だちが悪ければ、良い習慣がそこなわれます。
また、イエス様はどんな大事なものでも自分を誘惑し罪を犯させるのなら捨てなさい、とおっしゃいました。
(マタイ 5:28-29)
わたしはあなたがたに言います。だれでも情欲をいだいて女を見る者は、すでに心の中で姦淫を犯したのです。もし、右の目が、あなたをつまずかせるなら、えぐり出して、捨ててしまいなさい。からだの一部を失っても、からだ全体ゲヘナに投げ込まれるよりは、よいからです。
聖書によると、2人の男女が合体することは人間関係の基本です。しかも男女が一つになることは神様に似ている点です。(創世記1.27、2.22-24)男女が一つになることは神様にとっても喜びであり宝です。そして神様にとっての宝、人間にとっての喜びは、悪魔がなんとしても壊したいターゲットです。
姦淫の罪は家庭を(将来の家庭も含めて)壊し、人生の祝福や喜びを奪います。今日も僕らが神様のことばを大事にして守られ祝福へと導かれますように。
2 私の命令を守って、生きよ。私のおしえを、あなたのひとみのように守れ。
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