1コリント14.26-32
自分さえ良ければいい、と思うのが人間です。ところが、イエス様の御霊が与えられると「自分のことだけではなく、他の人のことも顧みなさい。」と思うようになります。(ピリピ2.4)御霊は親切さや自制心を与えてくれます。(ガラテヤ5.22-23)「人を自分よりもすぐれた者と」思わせてくれるのが御霊です。(ピリピ2.3)御霊は愛です。仲間を愛し、仲間を尊敬し、すべての人が慰めを受け励ましを受けるよう「大人になりなさい」と聖書は言います。(20)
(20)
兄弟たち、考え方において子どもになってはいけません。悪事においては幼子でありなさい。けれども、考え方においては大人になりなさい。
大人になることは、みんなが理解できる言葉で、みんなの成長のため、みんなが励まされるための方法や秩序を選ぶことです。
(26-31)
26,それでは、兄弟たち、どうすればよいのでしょう。あなたがたが集まるときには、それぞれが賛美したり、教えたり、啓示を告げたり、異言を話したり、解き明かしたりすることができます。そのすべてのことを、成長に役立てるためにしなさい。
27,だれかが異言で語るのであれば、二人か、多くても三人で順番に行い、一人が解き明かしをしなさい。
28,解き明かす者がいなければ、教会では黙っていて、自分に対し、また神に対して語りなさい。
29,預言する者たちも、二人か三人が語り、ほかの者たちはそれを吟味しなさい。
30,席に着いている別の人に啓示が与えられたら、先に語っていた人は黙りなさい。
31,だれでも学び、だれでも励ましが受けられるように、だれでも一人ずつ預言することができるのです。
素晴らしい預言をしても異言を話しても愛がなければ無意味です。(13.2)そもそも、預言を与えてくださる御霊は互いに従い合い、平和をもたらす方です。もしも、教会で誰の意見が正しいか、強いか、誰の順番か、でモメていたらそれは御霊から出たものではないです。御霊は礼儀に反することがありません。(13.5)語ることもできるし、聞く側にもなれます。神様のことを語る人も黙り、聞く側になり、教えられ励まされる必要があります。(30-31)そうさせてくださるのが御霊です。
(32-33)
32,預言する者たちの霊は預言する者たちに従います。
33,神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。
教会のモメごとの多くは「神様はこうだ、聖書にこう書いている!」「自分は正しい、あなたは間違っている」という熱心な人同士の戦いです。でも、実によって見分けることができます。御霊は自分より「人を育てることばや勧めや慰めを、人に向かって話します。」(14.3)熱心な、私が私が、と主張する人が正しいのではありません。イエス様は言われます。
(マタイ7.20-23)
20,こういうわけで、あなたがたは彼らを実によって見分けることになるのです。
21,わたしに向かって『主よ、主よ』と言う者がみな天の御国に入るのではなく、天におられるわたしの父のみこころを行う者が入るのです。
22,その日には多くの者がわたしに言うでしょう。『主よ、主よ。私たちはあなたの名によって預言し、あなたの名によって悪霊を追い出し、あなたの名によって多くの奇跡を行ったではありませんか。』
23,しかし、わたしはそのとき、彼らにはっきりと言います。『わたしはおまえたちを全く知らない。不法を行う者たち、わたしから離れて行け。』
みんな教えられ、愛され、励ましを受ける必要があります。自分もそれが必要です。今日も励まし、慰めの神様からの言葉を語りましょう。そして、自分も他の人から神様のことばを教えてもらいましょう。「預言する者たちの霊は預言する者たちに従います。神は混乱の神ではなく、平和の神なのです。」(32-33)
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