情緒的に不健康な教会 学びのメモ
●大きくならねば。
大きくならねば。確かに聖書は人数を数えている。使徒の働き最初に3000人が洗礼。でしが5000になった。
民数記は正確に人数を数えている。
しかし、ダビデが数を数えたときはそこに誇りがあったので裁かれている。
2サムエル 24:1 さて、再び主の怒りが、イスラエルに向かって燃え上がった。主は「さあ、イスラエルとユダの人口を数えよ。」と言って、ダビデを動かして彼らに向かわせた。
2サムエル 24:2 王は側近の軍隊の長ヨアブに言った。「さあ、ダンからベエル・シェバに至るまでのイスラエルの全部族の間を行き巡り、その民を登録し、私に、民の数を知らせなさい。」
2サムエル 24:3 すると、ヨアブは王に言った。「あなたの神、主が、この民を今より百倍も増してくださいますように。王さまが、親しくこれをご覧になりますように。ところで、王さまは、なぜ、このようなことを望まれるのですか。」
2サムエル 24:10 ダビデは、民を数えて後、良心のとがめを感じた。そこで、ダビデは主に言った。「私は、このようなことをして、大きな罪を犯しました。主よ。今、あなたのしもべの咎を見のがしてください。私はほんとうに愚かなことをしました。」
この世では人数とかお金が多いとかが評価される。しかし、神様はそこでは評価しない。
人数が減ったら失敗とは言っていない。イエス様は真理を語ることで多くの弟子たちがはなれた。
ヨハネ 6:66 こういうわけで、弟子たちのうちの多くの者が離れ去って行き、もはやイエスとともに歩かなかった。
人数が増えることは良い。でも、それが全てではない。
大事なのはイエス様にとどまること。
ルカ 10:17 さて、七十人が喜んで帰って来て、こう言った。「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。」
ルカ 10:18 イエスは言われた。「わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。
ルカ 10:19 確かに、わたしは、あなたがたに、蛇やさそりを踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。
ルカ 10:20 だがしかし、悪霊どもがあなたがたに服従するからといって、喜んではなりません。ただあなたがたの名が天に書きしるされていることを喜びなさい。」
天に書き記されている、ということを喜ぶ。何かが増えることよりも、神様との愛の関係が深まることが大事。
●何かをすることに価値がある?
仕事をするのは誠実にするのは大事。でも、聖書はどのような人であるか、を重視している。
神様との交わりの中で与えられる御霊の愛を表しているかどうかが大事。仕事をこなすことが重要ではない。
愛がなければうるさいドラ。
1コリント 13:1 たとい、私が人の異言や、御使いの異言で話しても、愛がないなら、やかましいどらや、うるさいシンバルと同じです。
1コリント 13:2 また、たとい私が預言の賜物を持っており、またあらゆる奥義とあらゆる知識とに通じ、また、山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、何の値うちもありません。
1コリント 13:3 また、たとい私が持っている物の全部を貧しい人たち
に分け与え、また私のからだを焼かれるために渡しても、愛がなければ、何の役にも立ちません。
キリストの愛の表れ、キリストの命が現れているのか?自分の使命感とか義務感?
御霊は神様なので、僕らから出たものではない。神様の御霊から出た行いだけが主に喜ばれ、人にも良い影響を与える。
イエス様も苦しんで十字架で殺される。
でも、その公生涯の最初。
マルコ 1:10 そして、水の中から上がられると、すぐそのとき、天が裂けて御霊が鳩のように自分の上に下られるのを、ご覧になった。
マルコ 1:11 そして天から声がした。「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ。」
無限の御霊がイエス様におられる。そして、神様とイエス様は愛の関係にとどまっている。
これが土台。
悪魔はあなたが神の子なら●●をして見なさい。と誘惑する。
イエス様が忙しくても一番大事にしていたことは神様との交わり。
マルコ 1:35 さて、イエスは、朝早くまだ暗いうちに起きて、寂しい所へ出て行き、そこで祈っておられた。
1サムエル 16:7 しかし主はサムエルに仰せられた。「彼の容貌や、背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」
ルカ 10:41 主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。
ルカ 10:42 しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
組織を整えるのも大事。でも、内面を整えるのはもっと大事。
●波風を立ててはいけない?
ペテロはアナニアとさっピラが嘘をついたらちゃんと言った。
使徒5章。献金はいいこと。だのに、全額を捧げました、という嘘。そのごまかしはスルーできたけどちゃんと向き合った。
ちゃんと自分も痛むけど罪と向き合う。これが大事。逃げないのが大事。
きよくされる、というのは小さなごまかしが取り扱われて行くこと。うまくいかないことや人とぶつかることによって、僕らのごまかしや罪に気がつく。それをスルーしない。
情緒的に不健康な教会2
前回の復習
●大きくならねば。
●何かをすることに価値がある?
仕事をするのは誠実にするのは大事。でも、聖書はどのような人であるか、を重視している。
神様との交わりの中で与えられる御霊の愛を表しているかどうかが大事。仕事をこなすことが重要ではない。
キリストの愛の表れ、キリストの命が現れているのか?自分の使命感とか義務感?
御霊は神様なので、僕らから出たものではない。神様の御霊から出た行いだけが主に喜ばれ、人にも良い影響を与える。
無限の御霊がイエス様におられる。そして、神様とイエス様は愛の関係にとどまっている。
これが土台。
イエス様が忙しくても一番大事にしていたことは神様との交わり。
ルカ 10:41 主は答えて言われた。「マルタ、マルタ。あなたは、いろいろなことを心配して、気を使っています。
ルカ 10:42 しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。」
組織を整えるのも大事。でも、内面を整えるのはもっと大事。
●波風を立ててはいけない?
ペテロはアナニアとさっピラが嘘をついたらちゃんと言った。
使徒5章。献金はいいこと。だのに、全額を捧げました、という嘘。そのごまかしはスルーできたけどちゃんと向き合った。
ちゃんと自分も痛むけど罪と向き合う。これが大事。逃げないのが大事。
きよくされる、というのは小さなごまかしが取り扱われて行くこと。うまくいかないことや人とぶつかることによって、僕らのごまかしや罪に気がつく。それをスルーしない。
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闇に向き合う祝福
●2つの極端
ローマ 7:15 私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行なっているからです。
ローマ 7:24 私は、ほんとうにみじめな人間です。
絶望する。
逆に、罪に向き合わず
ローマ 8:1 こういうわけで、今は、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません。
だけを強調する。私は素晴らしい。きよめられた、赦された。主がよしとしてくださっている。だけ。
聖書は両面を言っている。自分の罪だけを強調するなら絶望する。あるいは、赦し、新生だけで自分の罪を無視するなら、他の人にも悪い影響をそのままにしてしまいます。
赦され、新しくされました。が、罪とか闇は僕らの中に残っているし、聖なるものとされるためには時間をかけて自分の悪い癖や闇や罪を矯正されていく必要があります。
●著者の場合。
①人に言いづらいことを言えなかった。人が自分から去ってしまうことを恐れ、受け入れられることだけを言いがちだった。離れていかないようなことを言ってしまうくせがあった。
②聞きたくないことは聞きたくないので、そのような会話を避けていた。この著者の牧師も自分の好きな仕事だけを選んでいた。この人の場合は聖書の学びは増やしていくが、組織の長としてのミーティングはいろんな言い訳をして正当化して避けていた。
でも、いくら正当化してもそこには必ず自分の罪、闇が影響している。
●修道者ヨハネの例
ある人に言われた「君の口は毒でいっぱいだな」と批判された。その人は「ああその通り。君は僕の表面を見て、毒でいっぱいだといったけど、中身を見たらもっとひどいよ」
彼は自分の罪を認めて弁解もせず、相手を攻撃もしなかった。自分の罪深さを認めている人は情緒的にも安定します。
松元先生、批判されたら、その程度に小さく言ってくれてありがとうと言いなさい。本当は内側はもっとひどいですよ。と。
自分の闇、罪、弱さを認めることはすごく健全です。
●ヒーローを求める悪い癖
ヒーローを求め、あの人は素晴らしい、と言いがち。そしてその人の闇、欠点に気がつかないことがある。そのような完全な人を求めている。人には罪がある。ヒーローだと思っていた人が何か罪をすると突然絶望し、罵ることがある。でも、自分の闇を知っている人は、ヒーローを求めない。他の人に完全さを求めない。他の人の醜さを見ても慌てる必要がない。
イエス様は僕ら人間の罪深さを知っている。
●闇を知ることの祝福
①闇の力、罪の力を打ち破ることができる。自分が認めた罪、闇、それを身につけてしまった原因がわかると、イエス様によって悔い改め、変えられることができます。
パウロは成功者。迫害の中次々と伝道し教会を作り、手紙を書き、それが新約聖書となった。
でも彼には棘があった。
2コリント 12:5 このような人について私は誇るのです。しかし、私自身については、自分の弱さ以外には誇りません。
2コリント 12:6 たとい私が誇りたいと思ったとしても、愚か者にはなりません。真実のことを話すのだからです。しかし、誇ることは控えましょう。私について見ること、私から聞くこと以上に、人が私を過大に評価するといけないからです。
2コリント 12:7 また、その啓示があまりにもすばらしいからです。そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないように、私を打つための、サタンの使いです。
2コリント 12:8 このことについては、これを私から去らせてくださるようにと、三度も主に願いました。
12:9 しかし、主は、「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。」と言われたのです。ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。
12:10 ですから、私は、キリストのために、弱さ、侮辱、苦痛、迫害、困難に甘んじています。なぜなら、私が弱いときにこそ、私は強いからです。
彼は自分の弱さを認めている。だからこそイエス様の力を誇る。
著者は人が離れていかないように良いことだけを言いたがる。苦手なことを避ける。
それを公に認めていうようになった。この弱さに向き合うことで祝福され、キリストの力を体験するようになった。今までは面倒で避けたい仕事から逃げて聖書の学びだけを増やしていた。けれども、その弱さこそキリストの力の表れだと信じて、周りに助けを求めて、公にこのことに取り組んでいく、というようになった。
このままでいい、と言いすぎたり、自分は最悪だ、と思いすぎたりする両極端を避けて、弱さに向き合うようになった。
無視するか、無視し続けて壁にぶつかるまで放置するか。それとも今から自分の闇、罪、欠点に向き合うか。勇気を持って向き合うか
●闇への向き合い方。
①自分は何を悲しんでいるのか、何を恐れているのか、何から逃げたがっているか、このストレスが体調にどのように出ているか、正直に認めて神様に言う。
朝の祈りの時に今日の自分の気持ちをちゃんと言うようにした。悲しいことは悲しい、嫌なものはいや。ダビデが詩篇でいつも嘆き悲しんでいるように自分もそうした。ポジティブでなければならない、ポジティブだけが信仰的と言うのは間違い。
その時から自由になり、平安になってきた。
②その原因を聞いてみる。
どうしてあの人とあうと平安がないのか、恐れるのか。あの人が威圧的だからか?それとも自分が変な反応をしてしまって後悔するからか?
そのように反応してしまうような自分の生育歴を考える。親の罪をちゃんと引き継いでいる。
ローマ 5:12 そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、——それというのも全人類が罪を犯したからです。
全人類に罪が遺伝しているし、ちゃんと親と同じ罪を冒していると聖書はいう。
ある人はいつも攻撃的に反応してしまう。目上の人から質問されると対立的攻撃的に反応してしまう。それを考え祈っていたら子供の時にすごく厳しく罰を与えられていて、怖いことがあると自分を過剰に守ろうとしてしまい、攻撃的になってしまう。これがわかった時に、親の分まで祈り悔い改める。相手に対して攻撃する必要はない、とわかる。
③染み付いてしまったメッセージを知る
忘れていたと思っていても深く影響を受けていることがある。例えばお母さんは恥を恐れていた。あるい人は子供の時にいつも正しくあれ、と言われ続けていた。成績が良いことが正義だった。ある人は人を信頼しない。人は裏切る。両親も自分を裏切ったことが今も身に染み付いている。
―――
自分の闇や罪を知るための質問 8-12歳頃に思っていたことから答えてください
1 家族(親、祖父母、兄弟、養育者など)との関係を癒着、虐待、断絶の3つの形容詞で表してください。
2 親や養育者、祖父母の夫婦関係はどうでしたか
3 衝突、怒り、緊張は2世代、三世代前からどのように扱われてきましたか
4 家族には秘密がありますか。(婚外子、近親相姦 金銭トラブル、精神疾患など)
5 家族にとって成功とは何ですか。
6 家族間の関係はどのような言葉で表されますか。距離がある、もつれている、衝突しているなど。
7 家族に「英雄」はいましたか。「悪役」「お気に入り」はいましたか。なぜそのような人がいたのでしょう。
8 世代間に繰り返されていることはありますか。依存症、情事、虐待、離婚、精神疾患など
9 家族に深い傷となる喪失はありましたか。突然死、長期の病、破産、離婚など
10 今のあなたとなるために生まれ育った家族がどのような影響を与えたか、何か気づきはありましたか。
過去を振り返ることは自分の闇をイエス様の光で照らしていただくことです。神の恵みにより、過去が自分に与えている負の影響を打ち砕き、闇の中に隠されていた宝を発見することになります。
ーーーーーーーーーーー
④信頼できる仲間からの評価をもらう
自分の欠点や悪い癖、罪を言う。人に聞いてもらう。信頼できる人に。その自分の闇をちゃんと向き合い悔い改める責任があります。特に教会のリーダーがそれを放置すると周りに悪影響を与え続けます。信頼する人にちゃんと告白して、悔い改める。
ヤコブ 5:16 ですから、あなたがたは、互いに罪を言い表わし、互いのために祈りなさい。いやされるためです。義人の祈りは働くと、大きな力があります。
時に仲間から叱責されることもあるかも。でも愛のための叱責は成長のために必要です。意地悪のための叱責もアドバイスも必要ない。そのような仲間を見つけ出すのが大事。
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闇に向き合うことは、自分がきよめられていくことです。プライドを失うし、砕かれる経験なので、痛みもあります。でも、その苦しみは復活し新しくされるためのものです。
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