2025年4月9日水曜日

ルカ21.26-36

 ルカ21.26-36

「持続可能な世界を」と願うし大事だけど、聖書によるとこの世に本当に持続可能なものは無いようです。アテにしていた仕事も健康もなくなり、日本は平和だと思っていても戦争に巻き込まれ、地震や津波にも苦しめられます。まさかと思いますが、太陽も暗くなり、月も星も暗くなり、自然や宇宙そのものが消えていくと書かれています。


イエス様がこれらのことを伝えてくれるのは「怖いぞ…」と脅すためではありません。僕らが不安に押しつぶされることないためです。もしもイエス様のことばを知らなければ、「諸国の民が不安に陥って苦悩します。」「恐ろしさのあまり気を失います」(25-26)とあります。だから、これらが起り始めたらまずイエス様の言葉を思い、神様を見上げるようにイエス様は言われます。イエス様のことばは無くならないし、信じる人には救いがあるからです。



"それから、太陽と月と星にしるしが現れ、地上では海と波が荒れどよめいて、諸国の民が不安に陥って苦悩します。

人々は、この世界に起ころうとしていることを予測して、恐ろしさのあまり気を失います。天のもろもろの力が揺り動かされるからです。

そのとき人々は、人の子が雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見るのです。

これらのことが起こり始めたら、身を起こし、頭を上げなさい。あなたがたの贖いが近づいているからです。」"

ルカの福音書 21章25~28節



イエス様を知らなければ自分で対応します。地震対策、津波対策、医療保険 に入り健康にも気をつけます。環境保全の活動をします。…が、それでも歯が立たない日が来ます。天地は消え去るとイエス様は言われます。



"天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。"

ルカの福音書 21章33節



僕らが不安と苦悩だけで終わらないように、恐ろしくて気を失うようなことがないように、イエス様はみことばを与えてくださっています。イエス様を信じて神様の国に入り救われるためです。苦しみの中でも信じ、期待し、忍耐するためです。



"それからイエスは、人々にたとえを話された。「いちじくの木や、すべての木を見なさい。

木の芽が出ると、それを見て、すでに夏が近いことが、おのずから分かります。

同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは神の国が近いことを知りなさい。

まことに、あなたがたに言います。すべてのことが起こるまで、この時代が過ぎ去ることは決してありません。"

ルカの福音書 21章29~32節



苦しみは嫌だけど、でも、それが起こるのは神様の国が実現するためのプロセスです。だから不安に押しつぶされないように、いつもイエス様のみことばを聞いて、目を覚まして希望を持って祈っていなさいと励ましてくださっています。



"あなたがたの心が、放蕩や深酒や生活の思い煩いで押しつぶされていて、その日が罠のように、突然あなたがたに臨むことにならないように、よく気をつけなさい。

その日は、全地の表に住むすべての人に突然臨むのです。

しかし、あなたがたは、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、人の子の前に立つことができるように、いつも目を覚まして祈っていなさい。」"

ルカの福音書 21章34~36節



イエス様はちょっとだけ、今だけいい感じを与える方ではないです。今だけうまく方法を教える方ではないです。絶対になくならない救いのことばを与えてくださっています。この天地は滅んでいきます。「しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。」(33)なくならないイエス様のことばに目をとめましょう。世界は混乱していきます。押しつぶされず、人の言葉でなく神様の言葉を聞きましょう。苦しみはありますが、必ず起こるこれらすべてのことから逃れて、イエス様の前に立つことができます。イエス様の言葉を思い、見上げるように言われます。イエス様のことばは無くならないし、信じた人には救いがあります。大丈夫です!


0 件のコメント:

コメントを投稿