2025年7月3日木曜日

1列王17章

 1列王17章


神様に従おうとすると、しばしばこの世の権力者から敵視されます。なぜならこの世の権力者は本当の神様が嫌いだからです。イエス様も「世があなたがたを憎むなら、あなたがたよりも先にわたしを憎んだことを知っておきなさい。」とおっしゃいます。(ヨハネ15.18)


アハブ王は神様に敵対し、神様のことばを伝える預言者エリヤを憎みます。アハブは「ますますイスラエルの神、主の怒りを引き起こすようなことを行った。」(16.33)とあります。アハブとイスラエルへの神様の裁きとして飢饉が来ます。本当は「乳と蜜の流れる地」なのに、です。預言者エリヤはこの干ばつを王様に伝えました。それは王様から命を狙われることを意味します。それでも神様はエリヤを守り、かくまい、養ってくれます。



"ギルアデの住民であるティシュベ人エリヤはアハブに言った。「私が仕えているイスラエルの神、主は生きておられる。私のことばによるのでなければ、ここ数年の間、露も降りず、雨も降らない。」

それから、エリヤに次のような主のことばがあった。

「ここを去って東へ向かい、ヨルダン川の東にあるケリテ川のほとりに身を隠せ。

あなたはその川の水を飲むことになる。わたしは烏に、そこであなたを養うように命じた。」"

列王記 第一 17章1~4節



アハブ王は国中を探して、エリヤを殺そうとします。(18章10節) ですが、神様は彼をカラスを用いて養い守ってくれます。



"何羽かの烏が、朝、彼のところにパンと肉を、また夕方にパンと肉を運んで来た。彼はその川から水を飲んだ。"

列王記 第一 17章6節



「権力者に気に入られること」と「神様に仕えること」は、しばしば両立できません。エリヤは王様から命を狙われ、自分の食糧もありません。それでも神様はエリヤを守り続け、川の水が枯れた後は貧しいやもめを用いて養ってくれます。



"エリヤは彼女に言った。「恐れてはいけません。行って、あなたが言ったようにしなさい。しかし、まず私のためにそれで小さなパン菓子を作り、私のところに持って来なさい。その後で、あなたとあなたの子どものために作りなさい。

イスラエルの神、主が、こう言われるからです。『主が地の上に雨を降らせる日まで、そのかめの粉は尽きず、その壺の油はなくならない。』」

彼女は行って、エリヤのことばのとおりにした。彼女と彼、および彼女の家族も、長い間それを食べた。

エリヤを通して言われた主のことばのとおり、かめの粉は尽きず、壺の油はなくならなかった。"

列王記 第一 17章13~16節


言われた通り、まずはエリヤを助けた貧しいやもめの粉も油もなくなりませんでした。神様はお金持ちを用いるのでなく、余っている食べ物を使うのでなく、やもめの信仰を用いました。何も持ってないはずのやもめによってエリヤが守られたのは、これが100パーセント神様の愛と保護であることが明らかになるためです。


僕らもこの世の力から憎まれることがあります。何もかも失ったように見えることがあります。それでも神様は一緒にいます。僕らを愛し保護し守ってくれます。人の力に頼らず、ただ神様に信頼してより頼む人は幸いです。「私の避け所、私の砦、私が信頼する私の神」です。(詩篇91.2)今日もまず神様を求め、従いましょう。人から見ると危険に見えても大丈夫です。神様だけが避けどころです。神様だけを求めましょう。必要は与えられます。



"ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。

これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。

まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。"

マタイの福音書 6章31~33節



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