2列王 17章
子どもも大人も身近なジャイアンを恐れるあまり、天地を支配し裁きを行う本当の権力者である神様を忘れています。
ホセア王も神様よりもアッシリアの王を恐れて貢ぎものを献上します。しばらくすると、「ん?エジプトの方が強いのでは?」と思って乗り換えます。彼が見ているのはこの世のものだけです。その結果はひどいものです。
"アッシリアの王シャルマネセルが攻め上って来た。そのとき、ホセアは彼に服従して、貢ぎ物を納めた。
しかし、アッシリアの王はホセアの謀反に気がついた。ホセアがエジプトの王ソに使者たちを遣わし、アッシリアの王には年々の貢ぎ物を納めなかったからである。そこで、アッシリアの王は彼を捕らえて牢獄につないだ。
アッシリアの王はこの国全土に攻め上り、サマリアに攻め上って、三年間これを包囲した。
ホセアの第九年に、アッシリアの王はサマリアを取り、イスラエル人をアッシリアに捕らえ移し、彼らをハラフと、ゴザンの川ハボルのほとり、またメディアの町々に住まわせた。"
列王記 第二 17章3~6節
滅んでいった理由を聖書はハッキリ言ってます。神様よりも人や偶像や他国を恐れて従ったからです。
"こうなったのは、イスラエルの子らが、自分たちをエジプトの地から連れ上り、エジプトの王ファラオの支配下から解放した自分たちの神、主に対して罪を犯し、ほかの神々を恐れ、
主がイスラエルの子らの前から追い払われた異邦の民の風習、イスラエルの王たちが取り入れた風習にしたがって歩んだからである。
イスラエルの子らは、自分たちの神、主に対して、正しくないことをひそかに行い、見張りのやぐらから城壁のある町に至るまで、すべての町に高き所を築き、
すべての小高い丘の上や、青々と茂るどの木の下にも石の柱やアシェラ像を立て、
主が彼らの前から移された異邦の民のように、すべての高き所で犠牲を供え、悪事を行って主の怒りを引き起こした。
主が彼らに「このようなことをしてはならない」と命じておられたのに、彼らは偶像に仕えたのである。"
列王記 第二 17章7~12節
問題への対処方法は誰を恐れ、優先するかで決まります。です。天地を作り、永遠の裁きをなさる神様を恐れ従うことが正解です。
たとえ今は権力を振りかざしていても、神様の前では霧のように消え去ってしまう人やモノです。偶像も同じです。目があっても見えず、口があっても話せません。(詩篇115.4-8)虚しいものを恐れ、それに従うなら、僕らも同じように滅んでしまいます。
"彼らは主の掟と、彼らの先祖たちと結ばれた主の契約と、彼らに与えられた主の警告を蔑み、空しいものに従って歩んだので、自分たちも空しいものとなり、主が倣ってはならないと命じられた、周囲の異邦の民に倣って歩んだ。"
列王記 第二 17章15節
恐れるべきはジャイアンではなくて、偶像でもなくて、天地を作り裁きをなさる神様です。
"主はイスラエル人と契約を結び、次のように命じられた。「ほかの神々を恐れてはならない。これを拝み、これに仕えてはならない。これにいけにえを献げてはならない。
大きな力と、伸ばされた腕をもって、あなたがたをエジプトの地から連れ上った主だけを恐れ、主を礼拝し、主にいけにえを献げなければならない。
主があなたがたのために書き記した掟と定めと律法と命令をいつも守り行わなければならない。ほかの神々を恐れてはならない。
わたしがあなたがたと結んだ契約を忘れてはならない。ほかの神々を恐れてはならない。
あなたがたの神、主だけを恐れなければならない。主はすべての敵の手からあなたがたを救い出される。」"
列王記 第二 17章35~39節
配偶者の浮気を嫌い怒るのと同じく、神様は二心を嫌われます。なのに、僕らは神様以外を恐れ、優先し、二股をかけがちです。恐れるべきはただ1人、従うべきはただ1人です。
"このようにして、これらの民は主を礼拝すると同時に、彼らの刻んだ像にも仕えた。その子たちも、孫たちも、その先祖たちがしたとおりに行った。今日もそうである。"
列王記 第二 17章41節
今日、僕らが1番気にかけているのは誰のことでしょう。、何と二股をかけているのでしょう。
恐れるべきはただ1人だけ、従うべきはただ1人だけ、天地を作り、全てを支配なさる神様のみです。ハレルヤ!
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