2025年9月19日金曜日

伝道者11章-12章

 子どもの将来のために貯めておいたほうがいいし、税金も払わなきゃなんないし、買い物もあるし、後から困るから他人のために金を分けることなんてできないって思います。

ところが聖書は真逆のことをいいます。パンを水の上に投げるのはムダにしか見えませんが、そのように、ムダに見えても与えなさいと言います。



"あなたのパンを水の上に投げよ。ずっと後の日になって、あなたはそれを見出す。

あなたの受ける分を七、八人に分けておけ。地上でどんなわざわいが起こるかをあなたは知らないのだから。"

伝道者の書 11章1~2節



しかも、与えた結果「ずっと後の日になって、あなたはそれを見出す。」とあります。神様からの報酬は確実です。与えることはムダどころか逆に神様の祝福をもたらすことです。

そのように、「あなたの受ける分を七、八人に分けておけ。」と言います。

貯めておいた方が安全と思うけど、神様は受けるものを分け与えるように教えています。天で喜ばれ、豊かな報いを受けるからです。人に分け与えるのは神様のためです。「寄るべのない者に施しをするのは、主に貸すことだ。主がその善行に報いてくださる。」とあります。(箴言19:17自分のものを神様のために手放す人は、地上でも天国でも100倍の報いを受けるとイエス様はおっしゃいます。



"また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子ども、畑を捨てた者はみな、その百倍を受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。"

マタイの福音書 19章29節



僕らの本当の財産とは、溜め込んだものでなく与えたものです。神様と人のために使った時間も、お金も力もそれは確かな財産として永遠に、しかも何百倍にも増えて残ります。



"自分のために、地上に宝を蓄えるのはやめなさい。そこでは虫やさびで傷物になり、盗人が壁に穴を開けて盗みます。

自分のために、天に宝を蓄えなさい。そこでは虫やさびで傷物になることはなく、盗人が壁に穴を開けて盗むこともありません。"

マタイの福音書 6章19~20節


与えることこそ、永遠になくならない富です。

「もうちょっと生活が安定してから献金します」「これから困るかもしれないから、今はできません」と言う人が多いようです。でも神様がおっしゃってることはその逆で、この先どんな悪いことが起こるかわからないから、だから今持ってるうちにやりなさい、大金でなく、「持っている程度に応じて」しなさい、と聖書は言います。(2コリント8.12)



"あなたの受ける分を七、八人に分けておけ。地上でどんなわざわいが起こるかをあなたは知らないのだから。"

伝道者の書 11章2節



神様の願いは受けるよりも与えることです。神様を愛する事は人々に与えることです。その結果、神様がどんなに大きな祝福を与えてくださるか、僕たちに全てはわからないし、わかる必要もありません。風の動きが人にはわからないし、胎児がどのように育つのかわからないのと同じです。それでも神様は必ず僕らの愛の犠牲を覚えていて下さいます。



"あなたは妊婦の胎内の骨々のことと同様に、風の道がどのようなものかを知らない。そのように、あなたは一切を行われる神のみわざを知らない。

朝にあなたの種を蒔け。夕方にも手を休めてはいけない。あなたは、あれかこれかどちらが成功するのか、あるいは両方とも同じようにうまくいくのかを知らないのだから。"

伝道者の書 11章5~6節



僕らは必ず年老いて死んでいきます。ため込んだお金も意味がなくなります。この体は土に帰っていきます。だからこそ、動けるうちに、若いうちに神様を覚え、神様のために生きることが大事です。



"あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。わざわいの日が来ないうちに、また「何の喜びもない」と言う年月が近づく前に。"

伝道者の書 12章1節



"こうしてついに銀のひもは切れ、金の器は打ち砕かれ、水がめは泉の傍らで砕かれて、滑車が井戸のそばで壊される。

土のちりは元あったように地に帰り、霊はこれを与えた神に帰る。"

伝道者の書 12章6~7節


死後、必ず神様の裁きに会います。だから今日、神様を恐れ、神様に従い、神様を愛し人を愛することが全てです。



"結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。

神は、善であれ悪であれ、あらゆる隠れたことについて、すべてのわざをさばかれるからである。"

伝道者の書 12章13~14節



僕らのお金、時間、力の1番賢い使い方は神様を恐れ神様のために、人のために与えることです。「ずっと後の日になって、あなたはそれを見出す。」(11.1)とある通りです。ハレルヤ!




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