2022年12月19日月曜日
ダニエル5.17-31
ネブカドネツァル王は神様から全てを取り上げられました。それは権力も栄光も自分のものではなく、神様から与えられるものであることを知るための大事なレッスンでした。
(18-20)
王よ。いと高き神は、まさしくあなたの父上ネブカドネツァルに、国と偉大さと栄光と威光をお与えになりました。(…中略…)
こうして彼は、心が高ぶり、霊が頑なになり、高慢にふるまったので、その王座から引きずり降ろされ、栄光を取り上げられました。
ネブカドネツァル王は人間性を失い獣のようにされてしまいました。それは全てを失う経験を通して、神様だけが人をご支配するのだと知るためのプロセスでした。
(21)
そして、人の中から追い出され、心は獣と等しくなり、野ろばとともに住み、牛のように草を食べることになり、からだは天の露にぬれて、ついにこう知るようになりました。いと高き神が人間の国を支配し、みこころにかなう者をその上にお立てになるのだと。
イエス様はおっしゃいました。「だれでも、自分を高くする者は低くされ、自分を低くする者は高くされます。」(マタイ23:12)
人は思い通りにいかないようにされます。神様だけが支配者であり王であり、神様だけがご計画を持っていることを知り、明け渡すためです。聖書に書かれた先輩たちの多くは計画や計算が砕かれることで、神様の前にひざまずきく人に変えられています。
ネブカドネツァル王の息子のベルシャツァル王は、父が砕かれて変えられたことを知りながら、自分は高ぶり、頑固になり、神様を敬い従うことをせず、自分の栄光を誇り偶像を賛美します。そんな彼を神様は終わらせてしまいます。
(22)
その子であるベルシャツァル王よ、あなたはこれらのことをすべて知っていながら、心を低くしませんでした。
(30)
その夜、カルデア人の王ベルシャツァルは殺された。
思い通りにいかないときに感謝しましょう。今日も全ての主権、力、栄光は神様のものです。主に明け渡しましょう。計画は主のものです。支配は主のものです。栄光は主のものです。ハレルヤ!
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