2023年1月9日月曜日

ルカ12.49-59

 人生はこの世で上手くいくためのものではありません。この世で順調でも神様に裁かれるなら全てが無駄です

今日の箇所は最後の審判がある、という話の続きですイエス様は「あなたがたも用心していなさい。人の子(イエス様)は、思いがけない時に来るのです。」と言われました。(40)イエス様は最終的な裁きをなさいます。信じる人と信じない人、赦された人と赦されない人、祝福された人と呪われた人を最終的に確定して後者を火で焼き尽くされます。しかし、その前に僕らを神の裁きから救うために身代わりに呪いを受け、神の裁きである死を受けてくださいました。これを苦しみをバプテスマと表現しています。十字架の苦しみと処刑のことです


(49-50)

わたし(イエス様)は、地上に火(さばき)を投げ込むために来ました。火がすでに燃えていたらと、どんなに願っていることでしょう。

わたしには受けるべきバプテスマ(十字架の苦しみと死)があります。それが成し遂げられるまで、わたしはどれほど苦しむことでしょう。


最後の裁きはあります。そして、その裁きを免除するためにイエス様が代わりに苦しみ、殺されました。これがたった一つの救いの方法です。「この方以外には、だれによっても救いはありません。」(使徒4.12)これが福音(良い知らせ)であり、神様の側から僕らに和解の道を提案してくださってる方法です


2コリント 5:20

神が私たちを通して懇願しておられるようです。私たちは、キリストに代わって、あなたがたに願います。神の和解を受け入れなさい。


僕らが神様の裁判にかけられるなら有罪決定です絶対に逃れられません。だから、裁判の前に和解を信じて受け入れなさい、と神様の側から懇願しておられるようです人間同士でさえ争う前に和解した方が良いに決まってます。だったら神様の裁判の前にはなおさら和解が必要です


(58-59)

あなたを訴える人と一緒に役人のところに行くときは、途中でその人と和解するように努めなさい。そうでないと、その人はあなたを裁判官のもとにひっぱって行き、裁判官はあなたを看守に引き渡し、看守はあなたを牢に投げ込みます。あなたに言います。最後の一レプタを支払うまで、そこから出ることは決してできません。」


イエス様を信じる人は、裁きを免除されます。イエス様が先に裁きを受けて、負債を支払ってくださったからです。「わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく」と言われます。(ヨハネ5.24)これが唯一の道です

地上のことには人間は知恵を使い、しっかり準備します。だったら、最終的な裁きの準備はもっと大事です空模様さえ見極めて準備するのに、どうして死後の裁きについてちゃんと向き合わないのか、とイエス様は言っておられます。


(54-57)

イエスは群衆にもこう言われた。「あなたがたは、西に雲が出るのを見るとすぐに、『にわか雨になる』と言います。そしてそのとおりになります。また南風が吹くと、『暑くなるぞ』と言います。そしてそのとおりになります。偽善者たちよ。あなたがたは地と空の様子を見分けることを知っていながら、どうして今の時代を見分けようとしないのですか。あなたがたは、何が正しいか、どうして自分で判断しないのですか。


滅ぼされる人たちの思いは地上のことだけです。(ピリピ3.19)地上のことしか考えない人と、信じて永遠の御国のことを考える人では全然考えが違います。どうしても一致できません。その意味で、イエス様は分裂をもたらすために来たとおっしゃいます。


51-53

あなたがたは、わたしが地上に平和をもたらすために来たと思っていますか。そうではありません。あなたがたに言いますが、むしろ分裂です今から後、一つの家の中で五人が二つに分かれ、三人が二人に、二人が三人に対立するようになります。父は息子に、息子は父に対立し、母は娘に、娘は母に対立し、姑は嫁に、嫁は姑に対立して分かれるようになります。」


人間は信じる人と信じない人、赦される人と赦されない人、祝福される人と呪われる人に分けられます。永遠の御国で神様に喜ばれ、祝福される判断をする人と、この世の損得しか考えない人は水と油です。一致できず、家族からも迫害を受けます。僕らは「神にも仕え、また富にも仕えるということはできません。」(マタイ6.24)それでも、イエス様を選ぶ人は迫害されても、悪く言われても、利益を受けなくても、祝福されます。天でも地でも、もっと良いものが与えられます。


マルコ 10:29-30

イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。わたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子、畑を捨てた者で、その百倍を受けない者はありません。今のこの時代には、家、兄弟、姉妹、母、子、畑を迫害の中で受け、後の世では永遠のいのちを受けます。


人生はこの世で上手くいくためのものではありません。永遠の御国こそが人生の本番です地上で景気の動向を見極めたり、天候を見極めて準備するなら、なおさら永遠の御国の準備が大事ですすでに神様は和解の道を与え、僕らに永遠の道を与えてくださっています。消えていくこの世に未練を残さず、なくなる食物のためではなく、いつまでも保ち、永遠のいのちに至る食物のために働きましょう。(ヨハネ6.27)これこそ価値のある、そして栄光が保証されている道です。ハレルヤ!


(ローマ8.17-18)

私たちがキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているなら、(…中略…)今の時のいろいろの苦しみは、将来私たちに啓示されようとしている栄光に比べれば、取るに足りないものと私は考えます。


0 件のコメント:

コメントを投稿