2023年1月31日火曜日

マタイ17.1-13

 イエス様が「わたしはこれから苦しめられて殺されます」という話をした時、弟子たちは良く分からなったし、怖かったと思います。そんな弟子たちにイエス様は本当の姿、天の姿を見せてくださいました。


(1-3節)

それから六日たって、イエスは、ペテロとヤコブとその兄弟ヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。そして彼らの目の前で、御姿が変わり、御顔は太陽のように輝き、御衣は光のように白くなった。しかも、モーセとエリヤが現われてイエスと話し合っているではないか。


これがイエス様の本当の姿、天の栄光の姿でした。

イエス様は苦しんで殺される悲劇のヒーロではなく、この世界のすべての権威を持ち、世界を作り支配しておられる神様です


(コロサイ1:16-17)

天にあるもの、地にあるもの、見えるもの、また見えないもの、王座も主権も支配も権威も、すべて御子によって造られたのです万物は、御子によって造られ、御子のために造られたのです御子は、万物よりも先に存在し、万物は御子にあって成り立っています。


ペテロはイエス様と3年間一緒にいて、すごい人だとは思っていました。風も、悪霊も、海も、病気もイエス様の言葉に従います。でも、イエス様の天の姿はペテロの想像を超えていました。この光の世界、天の世界を見てしまったペテロは後で手紙で「あなたがたを、やみの中から、ご自分の驚くべき光の中に招いてくださった方」と書いています。(1ペテロ2:9)

今地上で受ける苦しみは苦しみで終わりません。


ペテロは天の素晴らしさを見ました。それが現実だと知りました。

僕らの人生もほんの少しの旅に過ぎません。地上の人生は天の栄光の準備です苦しみの先では栄光を手にします。モーセもエリヤも罪を犯し、苦しんだ人たちです。たけど、栄光の中イエス様と交わっています。「モーセとエリヤが現われてイエスと話し合っているではないか。」とあります。(3節)その時、天から声がしました。


(5節)

彼がまだ話している間に、見よ、光り輝く雲がその人々を包み、そして、雲の中から、「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい。」という声がした。


「彼の言うことを聞きなさい」これが地上で生きる僕らへのメッセージですイエス様の言うことを聞くことは、栄光の天への道ですイエス様の言葉は単なる教えではありません。栄光の神様の言葉です聖書の言葉は単なるお勉強でも道徳でもありません。僕らが永遠の御国で生きるための道そのものです


僕らの苦しみは苦しみで終わりません。とんでもない栄光が待っています。僕らもこの栄光に入ります。そのために今必要なのは、イエス様の言葉に従うことです。「これは、わたしの愛する子、わたしはこれを喜ぶ。彼の言うことを聞きなさい。」です

今日も地上のことでなく、天の栄光を見上げて歩めますように。心の目がはっきり見えるようになって、苦しみの先にあるものがどんなに栄光に富んだものか、知ることができますように。

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