2023年1月9日月曜日

ルカ17.22-37

 イエス様はもう一度この世に再臨されます。その日はこの世が裁かれ、滅ぼされる日です今までも神様が世界を裁き、滅ぼされたことはありました。その一つがノアの時代の洪水による裁きです


(創世 6:5-7) 

主は、地上に人の悪が増大し、その心に計ることがみな、いつも悪いことだけに傾くのをご覧になった。それで主は、地上に人を造ったことを悔やみ、心を痛められた。そして主は仰せられた。「わたしが創造した人を地の面から消し去ろう。人をはじめ、家畜やはうもの、空の鳥に至るまで。わたしは、これらを造ったことを残念に思うからだ。」


神様はノアとその家族に信仰を与え、その家族に箱舟を作るように言われ、彼らは信じて救われました。それ以外の人たちは全て滅ぼされてしまいました。それと同じようなことが起こるとイエス様は言われます。


(26-27)

ちょうど、ノアの日に起こったのと同じことが、人の子の日にも起こります。ノアが箱舟に入るその日まで、人々は食べたり飲んだり、めとったり嫁いだりしていましたが、洪水が来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。


もう一つ、神様の裁きで滅ぼされたソドムという町がありました。主の使いはロトに妻と娘たちと一緒に逃げるように言いました。


(創世 19:12) 

ふたりはロトに言った。「ほかにあなたの身内の者がここにいますか。あなたの婿やあなたの息子、娘、あるいはこの町にいるあなたの身内の者をみな、この場所から連れ出しなさい。わたしたちはこの場所を滅ぼそうとしているからです彼らに対する叫びが主の前で大きくなったので、主はこの町を滅ぼすために、わたしたちを遣わされたのです。」(…中略…)「いのちがけで逃げなさい。うしろを振り返ってはいけない。この低地のどこででも立ち止まってはならない。山に逃げなさい。さもないと滅ぼされてしまう。」


(28-30)

また、ロトの日に起こったことと同じようになります。人々は食べたり飲んだり、売ったり買ったり、植えたり建てたりしていましたが、ロトがソドムから出て行ったその日に、火と硫黄が天から降って来て、すべての人を滅ぼしてしまいました。人の子が現れる日にも、同じことが起こります。


同じようなことがこれから起こる、とイエス様は言われます。大事なことは滅ぼされていくこの世に未練を残したり、執着しないことです


(31-32)

その日、屋上にいる人は、家に家財があっても、それを持ち出すために下に降りてはいけません。同じように、畑にいる人も戻ってはいけません。ロトの妻のことを思い出しなさい。


ロトの妻は滅んでいく町や家や財産を惜しみ、「振り返ってはいけない」と言われていたのに振り返り、滅ぼされました。だから、この世のどんな財産にも未練を残してはいけない、とイエス様が言われます。いのちはイエス様ですイエス様がいのちですこの世の財産や仕事が自分を救うのではなく、イエス様が僕らを生かし、救ってくださいます。この世の全てを手放してイエス様に従う人は救われます。


(33)

自分のいのちを救おうと努める者はそれを失い、それを失う者はいのちを保ちます。


僕らを滅びから救うために、イエス様はあらかじめ僕らの受けるべき神の裁きを受け、十字架で呪われてくださいました。


(25)

しかし、まず人の子は多くの苦しみを受け、この時代の人々に捨てられなければなりません。


ノアの時代には箱舟が用意されていたように、ロトの時代にはみ使いが逃げなさい、と言ってくれたように、僕らにはイエス様が与えられ、十字架で死んで神の怒りを身代わりに受け、救いの道を与えてくださいました。イエス様だけが救いですその他のものは僕らを救うことはありません。

僕らが今日もイエス様を見上げて、この世に深入りせずに歩みますように。ロトの妻みたいにこの世に執着して滅ぼされることがありませんように。


(1コリント7.31)

世の富を用いる者は用いすぎないようにしなさい。この世の有様は過ぎ去るからです

0 件のコメント:

コメントを投稿