不安から逃れようとして僕らはあれこれと作戦を立てます。「これで大丈夫」というものをいつも求めます。ところが神様は「心を尽くして主に拠り頼め。自分の悟りにたよるな。」と言います。(箴言3.5)
頼るべきものは神様のことばです。見えるものは一時的によく見えても消えて行き、最後は神様のことばの通りになります。この時代、エジプトは強く豊かな国でした。弱くて貧しいユダの人々はバビロンを恐れてエジプトに救ってもらおうとしました。そんな彼らに神様は「エジプトに行ってはならない」「エジプトに頼るな」「わたしがあなたと共にいる、あなたを救う、あなたを守る」とおっしゃいます。(エレミヤ42章10-19節)理由はエジプトは滅ぼされるからです。神様がバビロンを使って滅ぼします。
(13-14)
バビロンの王ネブカドネツァルが来て、エジプトの地を討つことについて、主が預言者エレミヤに語られたことば。(…中略…)
「配置について、備えをせよ。剣がおまえの周りを食い尽くすからだ。
(21-24)
その中にいた傭兵も、肥えた子牛のようだ。彼らもまた、背を向けてともに逃げ、立ち止まろうともしない。彼らの滅びの日、刑罰の時が、彼らの上に来るからだ。彼女の声は逃げ去る蛇の音のようだ。敵が軍勢を率い、木こりのように、斧を持って入って来るからだ。彼らはその森を切り倒す。──主のことば──それがいかに奥深くても。実に、彼らはいなごより多くて数えきれない。娘エジプトは辱められ、北の民の手に渡される。」
良さそうに見える方法、良さような助けが神様からのものか、それとも消えていく一時的なものか見分けることが必要です。エジプトによって助かる方法は魅力的に見えました。でも、はかなく消えて行くものでした。僕らが頼る相手は神様だけです。神様は言われました。
(27-28)
わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。イスラエルよ、おののくな。見よ。わたしがあなたを遠くから、あなたの子孫を捕囚の地から救うからだ。ヤコブは帰って来て、だれにも脅かされずに平穏に安らかに生きる。わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。──主のことば──わたしが、あなたとともにいるからだ。わたしは、あなたを追いやった先のすべての国々を滅ぼし尽くす。しかし、あなたを滅ぼし尽くすことはない。ただし、さばきによってあなたを懲らしめる。決してあなたを罰せずにおくことはない。」
どんなに魅力的なものも、美しいものも富も消え去って行きます。永遠に確かなのは神様のことばだけです。神様は何度も「恐れるな。──主のことば──わたしが、あなたとともにいるからだ。」と言われます。(28節 42.11-12)僕らが信頼すべきは神様のみことばです。僕らは不安な時にいろんな作戦を立てます。でも、頼るべきは神様のみことばです。それは必ず実現する永遠に確かなものです。ハレルヤ!
(イザヤ40:8)
草は枯れ、花はしぼむ。だが、私たちの神のことばは永遠に立つ。
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