2023年1月2日月曜日

エレミヤ48.1-15

 「お金があれば安心」と多くの人は思います。また、偶像を拝むことでも安心を得ようとします。車にお守りをぶら下げてるだけでは足りず、後ろにも交通安全の神社のステッカーを貼ってダブルでパワーアップしようと思う人は多いようです。でも、神様の裁きの時にはお金も偶像も役に立ちません。神様はそれらに頼るモアブに対して言われます。


7

おまえは自分が作ったものと財宝に拠り頼んだので、おまえも捕らえられ、ケモシュ(偶像の名前)はその祭司や首長たちとともに、捕囚となって出て行く。


モアブは地形的に外敵から守られた場所だそうですまるでワインが静かに寝かされているように平和でした。彼らはこの平和は自分らのお金と偶像によると誤解し「主のみわざをおろそかにする者」でした。(10)ワインが移され壺が割られるように全てが破壊され、今まで頼っていたものが役に立たないことを知ることになります。


11-13)

モアブは若いときから安らかであった。彼はぶどう酒の澱の上によどみ、桶から桶へ空けられたこともなく、捕囚として連れて行かれたこともなかった。それゆえ、その味はそのまま残り、香りも変わらなかった。それゆえ、見よ、その時代が来る──主のことば──。そのとき、わたしは彼に酒蔵の番人たちを送る。彼らは彼を桶から移し、彼の桶を空にして、壺を砕く。モアブは、ケモシュのゆえに恥を見る。イスラエルの家が、彼らが拠り頼むベテルのゆえに恥を見たように。


お金が生活の基本だと思う人は多いようですもちろんお金は必要ですが、裁きの時には無意味です本当の安心や力はお金から来るのではなく、神様が与えてくださるものです。神様のご支配(神の国)と神様との正しい良い関係を求めなさい、とイエス様は言われます。それに加えて必要なお金も安全も与えられます。


(マタイ6:33

神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのもの(食べ物や着るもの)はすべて与えられます。


自分の力を誇っていたモアブは恥じ、全ては滅ぼされます。


16-17

モアブの滅びは近づいた。そのわざわいは速やかにやって来る。周りの者、その名を知る者はみな、これのために嘆け。『どうして、力ある杖、輝かしい笏が砕かれたのか』と。


僕らは自分の力で自分を守っているのではなく、神様が僕らの羊飼いとして安全や必要なものを与えてくださっています。主が与えてくださってる一つ一つを数えて感謝しましょう。僕らを裁かず、永遠に守り祝福してくださるのはお金でも偶像でもなく、命をかけて十字架で神様の裁きを受けてくださったイエス様によります。イエス様こそ僕らの守りであり、救いです。「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」(使徒4.12)


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