エレミヤ50.17-46

 聖書は「正しい人はいない。」と言います。（ローマ3.10など）どんなに良い人でも立派な人でも、神様に用いられた人でも罪があります。神様の前では正しい人はいません。マザーテレサであっても、有名な牧師さんであっても同じく罪人です。歴史上の偉人はたくさんいますが、みんな同じ罪人です。バビロンの国は神様の怒りの道具として用いられ、イスラエルとユダを滅ぼしました。だからと言ってバビロンは正しいのではなく同じく神様の怒りと裁きを受ける国です。

（29-32）

バビロンに対して、射手を呼び集めよ。すべて弓を引く者を。これを囲んで陣を敷き、一人も逃すな。その行いに応じてこれに報い、これがしたとおりに、これにせよ。主に向かい、イスラエルの聖なる方に向かって高ぶったからだ。「それゆえ、その日、その若い男たちは町の広場に倒れ、その戦士たちもみな、黙らされる。──主のことば──高ぶる者よ。見よ、わたしはおまえを敵とする。──万軍の神、主のことば──おまえの日、わたしがおまえを罰する時が来たからだ。そこで、高ぶる者はつまずき倒れ、これを起こす者もいない。わたしは、その町々に火をつける。火はその周りのものすべてを焼き尽くす。」

神様に用いられたバビロンさえ滅ぼされたように、僕ら人間はどんなに神様の働きをしても罪があり神様の怒りと裁きを受けなければなりません。「こんなに神様に用いられた」とか「こんなに良いことをした」のは神様の怒りから救い出される理由になりません。

僕らが神様の怒りから救われるのは唯一イエス様が十字架で僕らの罪のための裁きを受けてくださったからです。この福音を信じる人は神様に義と認められます。そして神様の怒りから救われます。

（ローマ5:9）

ですから、今すでにキリストの血によって義と認められた私たちが、彼によって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。

僕らは神様に無罪と宣言され、神様の怒りから救われています。これはただイエス様の十字架の犠牲の恵みです。僕らの功績は関係ないです。ただイエス様に感謝しましょう。ハレルヤ！