2023年2月16日木曜日

創世記19.24-26

 創世記19.24-26


人生が終わり神様のさばきの前に立つときに、財産や業績とも大事な人たちともお別れしなければなりません。財産も家族も友人も神様が与えてくださった良いものですが、期間限定です。いつかは手放す必要があります。ロトの住む町が神様に滅ぼされる時、ロトは手放すのをためらい、グズグズとしていました。そんな彼を神様はあわれみ、ロトと妻、そして未婚の2人の娘に対して、神様は手を掴んで強制的に脱出させます。神さまはロトに「いのちがけで逃げなさい」とおっしゃいます。戻ることはできません。もし戻るなら滅ぼされます。ところが、ロトの妻は家や家財や娘たちを手放すことができずに振り返り、一緒に滅ぼされてしまいました。


(24-26)

24,そのとき、主は硫黄と火を、天から、主のもとからソドムとゴモラの上に降らせられた。

25,こうして主は、これらの町々と低地全体と、その町々の全住民と、その地の植物を滅ぼされた。

26,ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった。


イエス様はこの箇所を解説してくださいました。この世の終わりにも同じことが起こります。その時に家や財産に執着し手放さずにいるなら一緒に滅ぼされてしまいます。


(ルカ17.29-32)

ロトがソドムから出て行くと、その日に、火と硫黄が天から降って、すべての人を滅ぼしてしまいました。人の子の現われる日にも、全くそのとおりです。その日には、屋上にいる者は家に家財があっても、取り出しに降りてはいけません。同じように、畑にいる者も家に帰ってはいけません。ロトの妻を思い出しなさい。


僕らがイエス様を信じてここまでこれたのは神様の憐れみであり恵みです。手をとって導いてくださいました。だのに、滅ぼされるこの世に執着して一緒に滅ぼされることは十分にあり得ます。ロトの妻は神様が救ってくださった人です。それでも振り返り殺されてしまいました。イエス様の解説によると彼女は家に戻ろうとしたのかもしれません。あるいは神様に対して不信があり「どうしてですか?このまま滅ぼすのはおかしいのではないですか?」と思ったかもしれません。これは僕らへの警告として「ロトの妻を思い出しなさい。」と言われています。全世界を手に入れてもいのちを失うなら意味がありません。イエス様を信じ、従うことは、全世界の財産にまさる富を持つことです。(ヘブル11:26)この世で得だと思ってたものを捨てることは、永遠の世界でももっと素晴らしい特権を得ることです。(ピリピ3.8)



(マタイ19:29)

また、わたしの名のために、家、兄弟、姉妹、父、母、子、あるいは畑を捨てた者はすべて、その幾倍もを受け、また永遠のいのちを受け継ぎます。


今日もこの世のものに執着せず、イエス様に従いましょう。イエス様のために手放したとしても「悲しんでいるようでも、いつも喜んでおり、貧しいようでも、多くの人を富ませ、何も持たないようでも、すべてのものを持っています。」(2コリント6:10)大丈夫です!

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