2023年2月16日木曜日

詩篇34篇

 ダビデは自分の王であるサウルから命を狙われ、いつ捕まって殺されてもおかしくない逃亡生活をせざるを得ませんでした。その苦しみの中でこの詩篇を書きました。苦しみの中でも神様を求め、神様が答えてくださる感謝と喜びを書いています。



4 私が主を求めると、主は答えてくださった。

私をすべての恐怖から救い出してくださった。(…中略…)

6 この悩む者が呼ばわったとき、主は聞かれた。

こうして、彼らはすべての苦しみから救われた。



彼は逃亡生活の中で何も持っていず、何の保証もありませんでした。

ただ、あるのは主を信じてより頼むことだけでした。そして、主を求め主に頼る人は守られます。



7 主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。



聖書に「主の使い」が時々書かれています。

目に見える軍隊が自分を包囲していも、それよりも強く多い神様の使いが自分を守り助けてくださいます。

そのように、実際にそのような霊的な存在があるようです僕らは目に見えるものばかりを恐れますが、実際は神様こを恐るべき方です神様は霊的な守りを与えてくださることが聖書に何度も書かれています。



(旧約聖書 2列王記 6:16-17)

「恐れるな。私たちとともにいる者は、彼らとともにいる者よりも多いのだから。」と言った。そして、エリシャは祈って主に願った。「どうぞ、彼の目を開いて、見えるようにしてください。」主がその若い者の目を開かれたので、彼が見ると、なんと、火の馬と戦車がエリシャを取り巻いて山に満ちていた。


(1ヨハネ 5:18)

神から生まれた方が彼を守っていてくださるので、悪い者は彼に触れることができないのです



聖書は、この神様のすばらしさを体験するようにと言います。

主を恐れ、主を求める時に、神様は必ず良いものを与えてくださいます。



8 主のすばらしさを味わい、これを見つめよ。

幸いなことよ。彼に身を避ける者は。

9 主を恐れよ。その聖徒たちよ。

彼を恐れる者には乏しいことはないからだ。

10 若い獅子も乏しくなって飢える。

しかし、主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはない。


苦しい時、悲しい時、危険な時、神様を第一に求めることは何よりも確実な救いです

神様を第一に求めることとは、悪い人に対して善で返すことです悪意に対して祝福で返すことです。戦いではなく、平和を求めることです


12 いのちを喜びとし、しあわせを見ようと、日数の多いのを愛する人は、だれか。

13 あなたの舌に悪口を言わせず、くちびるに欺きを語らせるな。

14 悪を離れ、善を行なえ。平和を求め、それを追い求めよ。

15 主の目は正しい者に向き、その耳は彼らの叫びに傾けられる。(…中略…)

17 彼らが叫ぶと、主は聞いてくださる。

そして、彼らをそのすべての苦しみから救い出される。

18 主は心の打ち砕かれた者の近くにおられ、たましいの砕かれた者を救われる。



新約聖書はこの箇所を解説しています。


(1ペテロ 3:9)

悪をもって悪に報いず、侮辱をもって侮辱に報いず、かえって祝福を与えなさい。あなたがたは祝福を受け継ぐために召されたのだからです


正しく歩もうとすると、必ず苦しみや攻撃に会います。悪くないのに誤解されたり、ののしられたりすることもあります。それでも、主だけを求め、仕返しせず、悪口をやめ、相手を祝福するのが正解です

主を求めましょう。主は救いです苦しみや攻撃は神様のすばらしさを体験するチャンスです


19 正しい者の悩みは多い。

しかし、主はそのすべてから彼を救い出される。


今日の苦しみは神様を体験するためのものです今日も神様を求めましょう。主を尋ね求める者は、良いものに何一つ欠けることはありません。ハレルヤ!

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