僕らの世界は神様のことばによって作られました。神様のことばは今日も僕らに命と力を与えます。
この当時、イスラエル人たちは神様のことばを忘れ、偶像を拝んでいました。神様のことばを忘れること=力と命を失うこと、です。この当時のイスラエル人の悲惨さが書かれています。が、この歌はそんな悲惨なイスラエル人たちが生き返り、死んでいたような国なのに敵に勝利できたしたことを歌っています。
6 アナテの子シャムガルのとき、またヤエルのときに(この時代のことです)、隊商は絶え、旅人はわき道を通った。
7 農民は絶えた。イスラエルに絶えた。(商業も農業も壊滅的でした。)私、デボラが立ち、イスラエルに母として立つまでは。
8 新しい神々が選ばれたとき(偶像を拝んでいるとき)、城門で戦いがあった。イスラエルの四万人のうちに、盾と槍が見られたであろうか。(軍事力は何もありませんでした。)
神様を忘れた悲惨な国であっても生き返りました。7節の真ん中に「私、デボラが立ち、イスラエルに母として立つまでは」とあります。この歌は女預言者デボラの賛美です。
イスラエルが生き返ったのは、預言者デボラが神様のことばを預かり、リーダーであるバラクに伝え、バラクが神様のことばを信じて行動したからです。神様のことばは人に命と力をよみがえらせます。
神様のことばを聞き従うことは神様に「身をささげること」です。その時に、神様は働いてくださいます。僕らの予想を遥かに超えた祝福と勝利を与えてくださいます。
2 「イスラエルで髪の毛を乱すとき(献身する様子だと言われています)、民が進んで身をささげるとき、主をほめたたえよ。
3 聞け、王たちよ。耳を傾けよ、君主たちよ。私は主に向かって歌う。イスラエルの神、主にほめ歌を歌う。
4 主よ。あなたがセイルを出て、エドムの野を進み行かれたとき、大地は揺れ、天もまた、したたり、雲は水をしたたらせた。
5 山々は主の前に揺れ動いた。シナイもまた、イスラエルの神、主の前に。(神様のことばを聞き、従う時に、自然界も神様によって動きます。)
9 私の心はイスラエルの指導者たちに、民のうちの進んで身をささげる者たちに向かう。主をほめたたえよ。
イスラエルは勝てるはずのない圧倒的な敵に勝つことができました。その時、川が氾濫し、敵を壊滅させたと歌われています。神様のことばは人に勇気を与えるだけでなく、実際に神様は人が予想もしない方法で逆転勝利させてくださいます。
19 王たちはやって来て、戦った。そのとき、カナンの王たちは、メギドの流れのそばのタナクで戦って、銀の分捕り品を得なかった。(…中略…)
21 キション川は彼らを押し流した。昔からの川、キションの川。私のたましいよ。力強く進め。
神様のことばが世界を動かし歴史を動かしています。神のことばを預言者デボラが伝え始めた時に、悲惨な国は喜びの国へと変えられました。同じように僕らの人生も神様のことばを聞き、神様のことばを聞き従い始めたときに祝福の人生へと動きはじめます。
神様のことばは預言者デボラ→指導者バラク→国中の民族という順に伝えられました。従った人たちは祝福されます。でも、聞いても信じないで協力しなかった部族もいます。彼らは大損をし、むしろ呪われています。
17 ギルアデはヨルダン川のかなたに住んでいた。なぜダンは船にとどまったのか。アシェルは海辺にすわり、その波止場のそばに住んでいた。(彼らは呼びかけに答えず戦いに来ませんでした)
23 主の使いは言った。『メロズをのろえ、その住民を激しくのろえ。彼らは主の手助けに来ず、勇士として主の手助けに来なかったからだ。』
僕らの生活の中にも悪魔の働きはあり、見えない敵はいつもいます。でも、神様のことばは圧倒的に力があり勝利させてくれる言葉です。神様のことばが語られると命と力が生まれます。聞いても無視するとか、聞こうともしないのは大損です。まず、神様のことばに献身すること、これこそが祝福のはじまりです。その祝福は個人で終わらず、家族に、教会に、社会に、地域に、国全体に広がって行く祝福です。まず、自分からはじめましょう。神様のことばを聞くことは全てのはじまりです。
31 主よ。あなたの敵はみな滅び、主を愛する者は、力強く日がさし出るようにしてください。」こうして、この国は四十年の間、穏やかであった。
今日も神様のことばを聞き、献身しましょう。良いことしかありません。いのちも喜びも祝福も、神様のことばがスタートです。ハレルヤ!
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