2023年2月20日月曜日

士師記9.22-40

 神様は罪を放っておくことはありません。必ず正しく裁かれます。

殺人は神様への攻撃です。神様は人間を「神様のかたち」として尊いものとして作られたからです殺人には神様の怒りと裁きがあります。

(旧約聖書 創世記 9:6) 
人の血を流す者は、人によって、血を流される。神は人を神のかたちにお造りになったから。

アビメレクは王になるためにギデオンの息子70人を虐殺しました。それを支援したのはシェケムの町の人々です神様はそれを裁かれます。神の裁きとは、アビメレクからもシェケムの人々からも守りを取り去り、悪霊がするままに放置することです彼らは互いに憎しみ合い傷つけ合い、殺し合います。


23 神は、アビメレクとシェケムの者たちの間に悪霊を送ったので、シェケムの者たちはアビメレクを裏切った。
24 そのためエルバアルの七十人の息子たちへの暴虐が再現し、彼らの血が、彼らを殺した兄弟アビメレクと、アビメレクに加勢して彼の兄弟たちを殺したシェケムの者たちの上に臨んだ。


シェケムの町の住民はアビメレクを殺すために待ち伏せします。アビメレクだけではなく、通る人すべてを略奪します。憎しみ、殺人、盗みなど、彼らは悪霊に流されるままにされていきます。


25 シェケムの者たちは、山々の頂上に彼を待ち伏せる者たちを置いたので、彼らは道でそばを過ぎるすべての者を略奪した。やがて、このことがアビメレクに告げられた。


悪口や陰口も悪霊が大好きなエサ、大好物です。この頃、強烈にアビメレクを悪く言い批判する「ガアル」が登場し、町の人々はガアルを支持して盛り上がります。


26 エベデの子ガアルとその身内の者たちが来て、シェケムを通りかかったとき、シェケムの者たちは彼を信用した。
27 そこで彼らは畑に出て行って、ぶどうを収穫して、踏んだ。そして祭りをし、自分たちの神の宮にはいって行って、飲み食いし、アビメレクをののしった。
28 そのとき、エベデの子ガアルは言った。「アビメレクとは何者か。シェケムとは何者か。われわれが彼に仕えなければならないとは。アビメレクはエルバアルの子、ゼブルはアビメレクの役人ではないか。シェケムの父ハモルの人々に仕えなさい。なぜわれわれはアビメレクに仕えなければならないのか。
29 だれか、この民を私の手に与えてくれないものか。そうすれば私はアビメレクを追い出すのだが。」そして彼はアビメレクに言った。「おまえの軍勢をふやして、出て来い。」


ガアルによるアビメレク批判が盛り上がる中、アビメレクもまたガアルとシェケムの人々を攻撃します。結局、ガアルは逃げ、町の多くの人は殺されます。


34 そこでアビメレクと、彼とともにいた民はみな、夜のうちに立って、四隊に分かれてシェケムに向かって待ち伏せた。
35 エベデの子ガアルが出て来て、町の門の入口に立ったとき、アビメレクと、彼とともにいた民は、待ち伏せしていた所から立ち上がった。(…中略…)
40 アビメレクが彼を追ったので、ガアルは彼の前から逃げた。そして多くの者が刺し殺されて倒れ、門の入口にまで及んだ。

憎しみや悪口や陰口、党派心などでつながったグループは長続きしません。ある人を批判すると同じようにお互いに噛み合うからです

(新約聖書 ガラテヤ 5:15) 
もし互いにかみ合ったり、食い合ったりしているなら、お互いの間で滅ぼされてしまいます。気をつけなさい。


罪がきよめられる唯一の方法はイエス様の十字架による赦しです悪霊の支配から脱出できるのはイエス様のゆるしときよめによります。
イエス様はこう祈りなさい、と教えてくださいました。
まず、自分の罪を認めて謝ることです
「私たちの負い目をおゆるしください」と祈ります。(マタイ9章)
なるべく具体的に自分の罪は告白した方がいいです憎んでいること、妬んでいること、悪口、批判、どれもこれも悪霊の大好物です告白してイエス様にお渡ししましょう。手放しましょう。「この罪をやめます。ごめんなさい。手放します」と祈りましょう。
神様は正しく罪をさばかれます。そしてその裁きはイエス様が十字架の上で引き受けてくださいました。
イエス様の十字架だけが僕らを悪霊からイエス様の愛と守りの中に戻してくれます。

(新約聖書 コロサイ1:14) 
この御子のうちにあって、私たちは、贖い、すなわち罪の赦しを得ています。

僕らには高ぶりや党派心や悪口陰口が必ずあります。
それらを持っているなら悪霊の働きを招いているようなものです
罪は捨てましょう。手放しましょう。やめましょう。何もいいことがありません。
イエス様の十字架は僕らを完全にきよめ、悪霊の働きから救ってくださいます。
イエス様の赦しは完ぺきです

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