2023年7月19日水曜日

1コリント11.1-16

 1コリント11.1-16


僕は個人的には革命的なスタイルを見るとワクワクするし、変えたい!と思います。ですが、大事なのはそれがイエス様の栄光を表し、周りの人を尊敬し愛する判断かどうか、です。イエス様でさえ、自分の権威も栄光も捨てて惨めな囚人として十字架で僕らの罪を背負い、最悪な姿にまで降りてくださいました。そのキリストに倣うのがクリスチャンです。クリスチャンは自分の好みや権威や栄光を求めるのではなく、イエス様と一緒にへり下る人です。「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互いに人を自分よりもすぐれた者と思いなさい。」と聖書はいいます。(ピリピ2.3)それはキリスト・イエスのうちにも見られるもの」だからです。(ピリピ2.5)へり下りのキリストにパウロは倣いました。そして、この手紙を読む人たちもそれに倣ってください、と言います。



(1)

1,私がキリストに倣う者であるように、あなたがたも私に倣う者でありなさい。



キリストに倣うことは、神様の前に跪き、自分を捨てて従うことです。夫はキリストに倣って神様に従い、妻はキリストに倣って夫に従います。「すべての男のかしらはキリストであり、女のかしらは男であり、キリストのかしらは神です。」(3)男と女どちらが偉いか、正しいか、という話ではなく、キリストが人のために命を捨ててくださったことへの感謝の表れです。そしてまた、神様は最初から男性を助け、支える役目を女性に与えました。これは、神様が人を愛し助ける役目の代理だし、神様と一緒に夫を支える役目です。


(創世記2.18)

「人が、ひとりでいるのは良くない。わたしは彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう。」


神様が人を助けてくださると同じように妻はへり下って夫に助け愛する役目を与えられています。コリント教会の時代、女性がベールをかぶることは神様の前にも夫の前にもへり下って自分を隠し、同時に自分を飾ることの象徴でした。そのようなマナーの中で、あえてベールをしないで礼拝に来る人たちもいたようです。彼女たちは「男子も女子もない!」「服装は自由だ!」と思ったようです。確かに聖書はそう教えています。(ガラテヤ3.28)御霊は自由をもたらします。男女どちらが上、ということではありません。

でも同時に、女性がベールなしで礼拝の場で話すことはその当時のマナー違反、恥ずかしいことでした。パウロは周りの人たちにつまづきを与えないために、自分の利益でなく、他の人の利益のために判断するように教えます。(10.32-33)また、愛は礼儀に反することをしません。(13.5)


(4-10)

4,男はだれでも祈りや預言をするとき、頭をおおっていたら、自分の頭を辱めることになります。

5,しかし、女はだれでも祈りや預言をするとき、頭にかぶり物を着けていなかったら、自分の頭を辱めることになります。それは頭を剃っているのと全く同じことなのです。

6,女は、かぶり物を着けないのなら、髪も切ってしまいなさい。髪を切り、頭を剃ることが女として恥ずかしいことなら、かぶり物を着けなさい。

7,男は神のかたちであり、神の栄光の現れなので、頭にかぶり物を着けるべきではありません。一方、女は男の栄光の現れです。

8,男が女から出たのではなく、女が男から出たからです。

9,また、男が女のために造られたのではなく、女が男のために造られたからです。

10,それゆえ、女は御使いたちのため、頭に権威のしるしをかぶるべきです。



聖書は人々を救うため、ユダヤ人にはユダヤ人のように、異邦人には異邦人のように、弱い人には弱い人のように、相手の文化に合わせるように教えます。(9.20-23)この当時はベールは大事な習慣でした。「だれかがこのことに異議を唱えたくても、そのような習慣は私たちにはなく、神の諸教会にもありません。」とパウロは言います。(16)ベールのことだけでも良心が痛む人がいます。(10.29)そのような人のためにも、そして、神様が与えてくださった権威の前にへり下って従う意味でも、当時の習慣を尊重するのが正解でした。


今日も与えられているマナーで周りの人たちを愛し尊重することは大事です。服装もマスクも髪の長さも自由です。でも、もしも、「女性はベールをかぶって礼拝出席を」という教会で礼拝するならベールをした方がいいです。大事なのは愛によって判断することです。ベールをすることはこの教会では神様と人の前にへり下り、夫の前にへりくだることを表す方法でした。僕らもへり下って神様と人に仕え、伴侶に仕える判断をしましょう。イエス様の御霊の実は自制です。(ガラテヤ5.23)そして、御霊の愛は礼儀に反することをせず、自分の利益を求めません。(1コリント13.5)今日も自分の考えや好みは一旦手放しましょう。御霊は真理です。それが正解です。ハレルヤ!

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