詩篇25篇

 詩篇25篇

人は不安なことや怖いことにばかり注目しがちです。ですが、僕らが注目すべきは神様、恐れるべきは神様です。人でなく、問題でなく、神様を恐れる人には幸せが約束されています。しかも、その人だけでなく、その子孫にも祝福が約束されています。（13）恐れるべきこと、恐るべき人、それは周りの人でも状況でもなく神様です。

（12-13）

12,主を恐れる人はだれか。主はその人に選ぶべき道をお教えになる。

13,その人のたましいは幸せの中に宿り その子孫は地を受け継ぐ。

僕らは自分の欠点や自分の失敗にも注目して恐れ落ち込みがちです。でもそれでも見上げるべきは神様です。なぜなら、神様は私たちの罪を思い起こさず、赦し、あわれみ、恵み、そして罪のある僕らに新しく正しい道を教えてくださると宣言しておられるからです。これが福音です。これが安心、希望です。

（6-9）

6,主よ思い起こしてください。あなたのあわれみと恵みを。それらはとこしえからのものです。

7,私の若いころの罪や背きを思い起こさないでください。あなたの恵みによって私を覚えていてください。主よ　あなたのいつくしみのゆえに。

8,主はいつくしみ深く正しくあられます。それゆえ罪人に道をお教えになります。

9,主は貧しい者を正義に歩ませ　貧しい者にご自分の道をお教えになります。

僕らは恐れます。恥をかかないように、敵から攻撃されないようにと。一日中周りを気にしすぎです。聖書は、まず神様を見上げ、望み、求めるようにといいます。それこそ一日中すべきことです。（5）それが正解です。

（1-5）

1,主よあなたをわがたましいは仰ぎ求めます。

2,わが神あなたに私は信頼いたします。どうか私が恥を見ないように　敵が私に勝ち誇らないようにしてください。

3,まことに　あなたを待ち望む者がだれも恥を見ず　ゆえなく裏切る者が恥を見ますように。

4,主よ　あなたの道を私に知らせ　あなたの進む道を私に教えてください。

5,あなたの真理に私を導き　教えてください。あなたこそ私の救いの神　私はあなたを一日中待ち望みます。

僕らは不安で、貧しくて、よくわからなくなるものです。でも、そんな僕らを愛し、恵み、赦し、歩むべき正しい道を教え続けてくださるのは神様だけです。他人のSNS、ニュース、権力者の発言で動揺し振り回されるより、主に注目し、主に求めるのが正解です。「主はご自分を恐れる者と親しく交わり（…中略…）主が私の足を罠から引き出してくださるから。」です。（15）どんなに不当な目にあっても大丈夫です。（19）その時に僕らはまっすぐな心が保たれます。

（21）

誠実で直ぐな心で私が保たれますように。私はあなたを待ち望んでいますから。

自分だけでもいいから神様を第一に求めましょう。一旦周りのことは棚に上げちゃいましょう。この詩篇の祈りはダビデ王個人の祈りでした。でも、それはイスラエル全体の救いの祈りになります。同じように、まず自分が主を第一に恐れましょう。それは、自分が所属する家族、職場、教会、サークル、全ての仲間の救いにつながります。主を第一に恐れる時に状況は変わります。主を求める人は幸せの中に宿ります。（13）それは周りに広がります。主を第一にするのが正解です。大丈夫です。ハレルヤ！