箴言10.1-18
イエス様によると、人間は「心に満ちていることを口が話す」ものです。(マタイ12.34)僕らの心は憎しみや妬みや淫らなことで満たされがちなので、本音を言っちゃうと大変なことになります。頑張って本音は言わず、荒立てずに話そうとしますが、それは「偽りの唇」です。だからといって、憎しみや怒りや悪口をぶちまける人も「愚かな者」です。(18)
(18)
憎しみを隠す者は偽りの唇を持ち、そしりを口に出す者は愚かな者である。
口で調整するのでなく、心を変えてもらうのが正解です。変えてくださるのは神様だけです。神様を恐れ、神様のことばを聞き入れる人は内側から変わります。神様からのことばも知恵も愛もいただいてないなら、いくら話しても「無駄口」だと聖書は繰り返します。
(8)
心に知恵のある者は命令を受け入れ、無駄口をたたく愚か者は滅びに落ちる。
(10)
目で合図する者は人に痛みをもたらし、無駄口をたたく愚か者は滅びに落ちる。
反対に、神様が与えて下さることばを聞く人は新しくなり、その人の言葉は人を生かし、愛し、赦し、罪をおおい、争いでなく平和と愛をもたらします。
(11-14)
11,正しい人の口はいのちの泉。悪しき者の口は不法を隠す。
12,憎しみは争いを引き起こし、愛はすべての背きをおおう。
13,悟りのある者の唇には知恵があり、良識のない者の背中にはむちがある。
14,知恵のある者は知識を蓄える。愚か者の口には滅びが迫る。
神様抜きの言葉は他人も自分も傷つけ、滅ぼします。聖書は「無駄口をたたく愚か者は滅びに落ちる。」(8,10)「争いを引き起こし」(12)「背中にはむちがある。」「滅びが迫る。」(13-14)と言います。
イエス様を信じ、イエス様のことばを求める人は、「その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るように」なります。(ヨハネ7.34)この水は聖霊です。(ヨハネ7.39)その人には神様からの愛が与えられます。(ローマ5.5)人の罪をおおい、人を生かすいのちのことばを語ります。(11-12)
本当は憎しみや妬みや淫らなことが満ちていることを認めましょう。イエス様はおっしゃいます。「人の心から出て来るものは、悪い考え、不品行、盗み、殺人、姦淫、貪欲、よこしま、欺き、好色、ねたみ、そしり、高ぶり、愚かさであり、これらの悪はみな、内側から出て、人を汚すのです。」(マルコ7.21-23)
それらを告白して手放し、空き家のようにイエス様に明け渡し、イエス様に住んでもらいましょう。僕らの心が、そして口が他人をゆるし、愛し、生かすいのちの言葉でありますように。今日、求めましょう。求める人には必ず与えられます。イエス様のいのちと愛で心が満たされますように。
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