出エジプト38章
神様の教えや願いを聞いて、その時はそうだそうだと思っても、いざ日常に戻ってみたら、それとはかけ離れた自分がいることに気がつきます。
神様の願いは聞くだけでなくそれを実行するのが大事です。「これらのことばを聞いて、それを行わない者はみな、砂の上に自分の家を建てた愚かな人」です。(マタイの福音書7章26節)
神様は幕屋を作るようにおっしゃいました。そしてその寸法や手順を丁寧に教えてくださいました。出エジプト記25章から28章までの手順や寸法や作り方が書かれ、実際その通りに作ったことが36章から40章まで長く丁寧に繰り返し記録しています。神様の願い通りかどうか確認し、まるで検品するようです。そして、主が言われた通りにしたことが評価されています。
(出エジプト記 38章22節)
ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルは、主がモーセに命じられたことをことごとく行った。
神様が住まわれる幕屋に必要な一つ一つの器具の寸法や手順の全てが神様の願い通りに作られました。同じように、僕らも神様の家を作っています。僕ら自身も教会も神様の住まいです。神様がそこに臨在されています。僕らは今、神様によって形造られ、神様の住まいとなっていきます。いい加減にしたり手抜きをしたりせず、神様のことばの通りにすることが大事です。それを誠実に行う知恵と力もまた神様から与えらるものです。
(出エジプト記 36章1~2節)
ベツァルエルとオホリアブ、および、聖所の奉仕のあらゆる仕事をする知恵と英知を主に授けられた、心に知恵ある者はみな、すべて主が命じられたとおりに仕事をしなければならない。」
モーセは、ベツァルエルとオホリアブ、および主が心に知恵を授けられた、すべて心に知恵ある者、またその仕事をするために進み出ようと、心を動かされた者をみな呼び寄せた。
誠実さや知恵や力は神様から与えられます。職人たちは与えられた知恵によって働き、その制作過程は丁寧に記録されました。
(出エジプト記 38章21節)
幕屋、すなわち、あかしの幕屋の記録は次のとおりである。これはモーセの命によって記録されたもので、祭司アロンの子イタマルのもとでレビ人が奉仕したことであった。
僕らもまた神様の住まいとなるために、今、それを神様と一緒に作っています。制作過程は記録されています。ムダな、いい加減な制作もできます。でもそれはまるで草やワラのように神様の前で焼かれ捨てられてしまう価値のないものです。宝のような神様の住まいは聞くだけでなくその通りに実行していくことです。それは金や銀や宝で作った神様の住まいのようです。
(コリント人への手紙 第一 3章12~16節)
だれかがこの土台の上に、金、銀、宝石、木、草、藁で家を建てると、それぞれの働きは明らかになります。「その日」がそれを明るみに出すのです。その日は火とともに現れ、この火が、それぞれの働きがどのようなものかを試すからです。だれかの建てた建物が残れば、その人は報いを受けます。だれかの建てた建物が焼ければ、その人は損害を受けますが、その人自身は火の中をくぐるようにして助かります。
あなたがたは、自分が神の宮であり、神の御霊が自分のうちに住んでおられることを知らないのですか。
僕らは何をするにも悪い心、不純な心、怠けや高ぶりが混ざってしまいます。でも、それらを認めてちゃんと告白し、悔い改め、やり直す事は神様に喜ばれる尊いささげものです。悔い改めを神様が蔑むことはありません。
(詩篇 51篇17節)
神へのいけにえは砕かれた霊。打たれ砕かれた心。神よあなたはそれを蔑まれません。
今日も誠実に従えない自分を認めて悔い改めましょう。ことばにして告白し、神様の御心の通りに変えられることを願いましょう。今日の一つ一つの出来事の全てが神様に忠実でありますように。僕らが主の栄光を現す住まいとされますように。ハレルヤ!
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