2025年4月8日火曜日

ルカ21.5-19

 聖書によると世界は良くはならず、逆に壊れていきます。でもその先に大逆転のように完全な神様の栄光の国が来ます。だからイエス様は僕らに悲観したり落胆しないで、その先にある勝利と完成と希望を見るようにおっしゃいます。

僕らは今まさに戦争を目の当たりにし、国と国が敵対関係になっていくことを体験しています。また、世界的な疫病や、大きな地震も体験してます。そんな中、イエス様のアドバイスぬは「恐れてはいけません」です。



"戦争や暴動のことを聞いても、恐れてはいけません。まず、それらのことが必ず起こりますが、終わりはすぐには来ないからです。」

それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、

大きな地震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい光景や天からの大きなしるしが現れます。"

ルカの福音書 21章9~11節



雪が溶けて、草や木が芽吹き始めると確実にまた夏が来きます。それと同じように戦争や疫病や大地震が起こったら、「あなたがたは神の国が近いことを知りなさい。」とおっしゃいます。(31)それは悲惨な最期ではなく、個人としては完全な体と心、世界としては素晴らしい世界に変えられるためのプロセスです。



"これらのことが起こり始めたら、身を起こし、頭を上げなさい。あなたがたの贖いが近づいているからです。」それからイエスは、人々にたとえを話された。「いちじくの木や、すべての木を見なさい。

木の芽が出ると、それを見て、すでに夏が近いことが、おのずから分かります。

同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは神の国が近いことを知りなさい。"

ルカの福音書 21章28~31節



イエス様は「あなたがたの贖いが近づいている」とおっしゃいます。(28)

もともと「贖う」というのは、「奴隷を自由にするために代価を払う」「捕虜を解放するために身代金を支払う」などの意味です。世界は罪や悪のドロ沼から完全に解放されます。悪魔の束縛から完全に解放され、悪も罪も消え去ります。僕らは本来の神様の子どもとしての自由と栄光を手に入れます。このプロセススはまるで出産のようです。「生まれた喜びのために、もはやその激しい苦痛を忘れてしまいます」(ヨハネ16.21)でも途中は苦しい時間を過ごします。僕らには忍耐が必要です。忍耐とはやせガマンではなくて、この先にある栄光と自由と喜びを信じて期待することです。



"しかし、これらのことすべてが起こる前に、人々はあなたがたに手をかけて迫害し、会堂や牢に引き渡し、わたしの名のために、あなたがたを王たちや総督たちの前に引き出します。

それは、あなたがたにとって証しをする機会となります。

ですから、どう弁明するかは、あらかじめ考えない、と心に決めておきなさい。

あなたがたに反対するどんな人も、対抗したり反論したりできないことばと知恵を、わたしが与えるからです。"

ルカの福音書 21章12~15節



迫害されたり裏切られることもあります。でもそれはイエス様の素晴らしさを証する機会です。証させてくださるのは、イエス様です。「どんな人も、対抗したり反論したりできないことばと知恵を、わたしが与える」と言ってくださっています。(15)忍耐とは神様の約束を信じることです。



"あなたがたは、忍耐することによって自分のいのちを勝ち取りなさい。"

ルカの福音書 21章19節



世界がぐちゃぐちゃになっても、人々が裏切り、愛が冷たくなっても、それはまるでもうすぐ美しい花が咲く前兆かのようです。だから恐れないで忍耐しましょう。忍耐とは希望を信じることです。たとえ殺されることがあっても…あなたがたの髪の毛一本も失われることはありません。」(16-18)信じる人が永遠の祝福を失うことはありません。今日も希望を持ちながら忍耐しましょう。ハレルヤ!




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