2025年6月3日火曜日

1列王1.32-53

 1列王1.32-53


親や先生がいなくなった教室では生徒たちが本性丸出しでやりたい放題になるように、牧師やリーダーが病気とか高齢とかで活動が減ってきたとき、一部の人たちが勝手なことを言いはじめて混乱することがあります。「ダビデ王は年を重ねて老人になっていた。そのため衣をいくら着せても温まらなかった。」(1)とあります。重しが取れたかのように感じて「私が王になる」と言い出したのがアドニヤです。(5) 


ダビデが弱くなってきたからといって神様が弱くなる事はないし、そのことばがなくなることもありません。リーダーが弱くてもみことばは必ず実現します。僕らが聞き従うべきはただ神様の言葉です。見える組織がどうであっても、リーダーが弱くなっても、です。

神様はソロモンが次期の王様になると言っておられました。(1歴代22章9-10節)ダビデもナタンもそれを聞いていました。老年になったダビデは最後の役目として神様のことばをきちんと国中に表明します。


"王は彼らに言った。「おまえたちの主君の家来たちを連れて、私の子ソロモンを私の雌ろばに乗せ、彼を連れてギホンへ下れ。

祭司ツァドクと預言者ナタンは、そこで彼に油を注いでイスラエルの王とせよ。そうして、角笛を吹き鳴らし、『ソロモン王、万歳』と叫べ。

それから彼の後に従って上れ。彼は来て、私の王座に就き、私に代わって王となる。私は彼をイスラエルとユダの君主に任命する。」"

列王記 第一 1章33~35節



神様がおっしゃった通り、ソロモンが本物の次の王様として就任しました。との時、アドニヤも支持者たちも震え上がります。敵対者とみなされ、処刑の対象になるからです



"アドニヤの客たちはみな身震いして立ち上がり、それぞれ帰途についた。

アドニヤもソロモンを恐れて立ち上がり、行って祭壇の角をつかんだ。"

列王記 第一 1章49~50節



彼らが身震いしたのと同じように、イエス様自身が世界の王様として君臨する日、イエス様に味方しなかった人たちはみんな震え上がります。イエス様は「わたしに味方しない者はわたしに敵対し、わたしとともに集めない者は散らしているのです。」とおっしゃいます。(マタイ12章30節)

イエス様を王様と認めなかった人たちがどんなに強い人であっても金持ちであっても関係ありません。彼らは敵対するものとみなされ、滅ぼされる日が来ます。



"地の王たち、高官たち、千人隊長たち、金持ちたち、力ある者たち、すべての奴隷と自由人が、洞穴と山の岩間に身を隠した。

そして、山々や岩に向かって言った。「私たちの上に崩れ落ちて、御座に着いておられる方の御顔と、子羊の御怒りから私たちを隠してくれ。

神と子羊の御怒りの、大いなる日が来たからだ。だれがそれに耐えられよう。」"

ヨハネの黙示録 6章15~17節



イエス様は今日も本当の王様です。世の権力者も有名人も震え上がり消え去る日が来ます。僕らが今から恐れ従うべきはただイエス様のみです。イエス様はこの世のすべての権威を滅ぼしてしまいます。その時、今弱く小さく見える教会がイエス様の栄光と権威を受け継ぐ人たちとされます。まるで次期の政権与党のようです。これは確定事項です。イエス様に味方しない人は滅ぼされてしまいます。中立はありません。今日も従いましょう。ハレルヤ!


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