1列王1.5-31
神様がリーダーを選び任命されます。ところが僕らは神様に聞かずに自分の野心でリーダーになろうとしたり、都合のいい人をリーダーに立てようとしたりします。アドニヤは支持者を集め、まるで神様もそれを承認してくれるかのように礼拝をして王になろうとしました。神様さえ自分のために「使って」野望を押し通そうとするのはよくある話です。
"ときに、ハギテの子アドニヤは、「私が王になる」と言って野心を抱き、戦車、騎兵、それに自分の前に走る者五十人を手に入れた。"
列王記 第一 1章5節
アドニヤと支持者たちは、まるで決定事項かのように『アドニヤ王、万歳』と叫んで宴会を始めます。実は神様のことばは聞こうともしていません。それとは逆に、預言者ナタンは相手が誰であってもいつも神様のことばファーストでした。そして忖度なしでみことばを王様に伝えてきました。今回もそのままを王様に伝え、意見します。
"ナタンは言った。「王よ。あなたは『アドニヤが私の跡を継いで王となる。彼が私の王座に就く』とおっしゃったのでしょうか。
実は今日、彼は下って行って、雄牛や肥えた家畜や羊をたくさん、いけにえとして献げ、王のお子様すべてと、軍の長たち、そして祭司エブヤタルを招きました。彼らは彼の前で食べたり飲んだりしながら、『アドニヤ王、万歳』と叫びました。
しかしあなたのしもべのこの私や、祭司ツァドク、エホヤダの子ベナヤ、それに、あなたのしもべソロモンは招きませんでした。
このことは、王から出たことなのですか。あなたは、だれが王の跡を継いで王座に就くのかを、このしもべに告げておられません。」"
列王記 第一 1章24~27節
すでに神様ははっきりとソロモンが王様になることをダビデに告げておられました。
"しかし、私に次のような主のことばがあった。『…見よ、あなたに一人の男の子が生まれる。彼は穏やかな人となり、わたしは周りのすべての敵から守って彼に安息を与える。彼の名がソロモンと呼ばれるのはそのためである。彼の世に、わたしはイスラエルに平和と平穏を与える。…わたしは彼の王座をイスラエルの上にとこしえに堅く立てる。』"
歴代誌 第一 22章8~10節
この時はまだダビデは神様がソロモンを選んだことを国全体にはっきりと明らかにはしていなかったようです。それゆえに、アドニヤ就任の話が広まり、なびく人も多かったようです。
まずは神様のみことばを求めることが第一です。そうじゃないと人の欲望や野心が覆い混乱します。みことばは絶対に間違いのない真理です。家庭でも教会でも同じです。まずは神様のみことばを求め、従うことが基本です。神さまではなく、自分の方に人を引き込もうとすることが教会が混乱することを聖書は警告しています。
"また、あなたがた自身の中からも、いろいろと曲がったことを語って、弟子たちを自分のほうに引き込もうとする者たちが起こってくるでしょう。
ですから、私が三年の間、夜も昼も、涙とともにあなたがた一人ひとりを訓戒し続けてきたことを思い起こして、目を覚ましていなさい。
今私は、あなたがたを神とその恵みのみことばにゆだねます。みことばは、あなたがたを成長させ、聖なるものとされたすべての人々とともに、あなたがたに御国を受け継がせることができるのです。"
使徒の働き 20章30~32節
今日も祈りとみことばが中心です。人間の思いよりも、神様がどうおっしゃっているかが大事です。
今日もまず、神様に聞きましょう。自分の欲から出たことなのか、それとも神様のみことばから出たことなのか、もう一度確認しましょう。神様からではない計画はもろく崩れてしまいます。
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