1列王2.1-4
誰でも自分の子どもには良いものを与えたいです。イエス様も「悪い者ではあっても、自分の子どもには良い物を与える」と言われます。(ルカ11.13)親が子ども与えることができる最大の財産は「祝福される方法」を教えることです。ダビデは死ぬ日が近づいた時に、息子ソロモンにそれを教えました。
"ダビデの死ぬ日が近づいたとき、彼は息子のソロモンに次のように命じた。
「私は世のすべての人が行く道を行こうとしている。あなたは強く、男らしくありなさい。
あなたの神、主への務めを守り、モーセの律法の書に書かれているとおりに、主の掟と命令と定めとさとしを守って主の道に歩みなさい。あなたが何をしても、どこへ向かっても、栄えるためだ。"
列王記 第一 2章1~3節
この時ソロモンは18歳か19歳位だったのでは、と言われています。まだ子どもで未熟です。周りは猛獣のような幹部がいます。彼に国を統治する力はありません。自分でも「私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。」と言っています。(3章7節)そんな弱いソロモンにダビデは「あなたは強く、男らしくありなさい。」(1)と言います。必ず強くなれる、絶対に間違わない方法があるからです。それは神様の教えをいつも聞き従うことで「あなたが何をしても、どこへ向かっても、栄えるため」です。(3)これは聖書が何度も繰り返していることです。モーセも若いヨシュアに同じことを言っています。
"このみおしえの書をあなたの口から離さず、昼も夜もそれを口ずさめ。そのうちに記されていることすべてを守り行うためである。そのとき、あなたは自分がすることで繁栄し、そのとき、あなたは栄えるからである。"
ヨシュア記 1章8節
神様の御言葉をいつも口ずさむ人は必ず祝福されます。
"主のおしえを喜びとし昼も夜もそのおしえを口ずさむ人。
その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。"
詩篇 1篇2~3節
イエス様も同じことを言っています。
心配して動き回るのではなく、必要なことは一つだけです。それはイエス様の言葉を聞くことです。
"しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。」"
ルカの福音書 10章42節
みことばを第一に求め聞き従うことで祝福されることは神様の取り消すことのない約束です。
"そうすれば、主は私についてお告げになった約束を果たしてくださるだろう。すなわち『もし、あなたの息子たちが彼らの道を守り、心を尽くし、いのちを尽くして、誠実にわたしの前に歩むなら、あなたには、イスラエルの王座から人が断たれることはない』。"
列王記 第一 2章4節
僕らも弱くて恐れます。わからないことだらけです。それでも、「あなたは強く、男らしくありなさい。」(1)と言われる理由は、神様の教えがあるからです。自分からは出ない知恵と力が神様のことばにはあります。みことばはいのちの源です。良いものは伝えましょう。失敗することのない、間違うことのない祝福は神様の言葉を読み、聞き、従うことです。心をつくして、いのちを尽くして、誠実に神様のことばを求めましょう。弱くても強くされます。何もなくても全てを持っています。神様のことばがあるからです。大丈夫です。ハレルヤ!
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