2025年9月17日水曜日

伝道者の書10章

 伝道者の書10章


僕らはズル賢くオモテとウラを使い分けて、この人にはこう、あの人にはこう、と使い分けます。でもその前に心の中で相手を見下していたり、悪く思っていたらその悪臭は漏れ出しています。汚水が漏れていつの間にか部屋が臭くなっているように、です。自分で隠してるつもりでもナゼか悪い結果を産み、神様からの祝福も隣人との関係も汚れ失っていきます。そもそも、罪は最初から神様の前ではさらけ出されています。



"神の御前にあらわでない被造物はありません。神の目にはすべてが裸であり、さらけ出されています。この神に対して、私たちは申し開きをするのです。"

ヘブル人への手紙 4章13節



上手な役者でも悪影響を止めることはできません。だから聖書は心の中だけでも、誰も聞いていない寝室でも人を呪ってはいけないと言います。それはどうしても届いてしまうからです。



"心の中でさえ、王を呪ってはならない。寝室でも、富む者を呪ってはならない。なぜなら、空の鳥がその声を運び、翼のあるものがそのことを告げるからだ。"

伝道者の書 10章20節



"知恵のある者が口にすることばは恵み深く、愚かな者の唇は自分自身を吞み込む。

彼が口にすることばの始まりは、愚かなこと、彼の口の終わりは、悪しき狂気。

愚か者はよくしゃべる。人はこれから起こることを知らない。これから後に起こることを、だれが彼に告げることができるだろうか。

愚かな者の労苦は、自分自身を疲れさせる。彼は町に行く道さえ知らない。"

伝道者の書 10章12~15節



僕らは心の奥からきよめられる必要があります。

その方法があります。それは自分が呪い、裁き、バカにしていること、ズルいこと、淫らなことを認めて神様に告白して謝ることです。なぜなら、相手は神様の大事な人だからです。



"もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いており、私たちのうちに真理はありません。

もし私たちが自分の罪を告白するなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、私たちをすべての不義からきよめてくださいます。"

ヨハネの手紙 第一 1章8~9節



密かに罪を犯し妄想しても、結局それは自分を苦しめるだけです。聖書は「愚かな者の唇は自分自身を吞み込む」と言い、隠しても、「空の鳥がその声を運び、翼のあるものがそのことを告げる」と言います。悪いことしか起こりません。


僕も不器用なくせに隠そうとします。そして悪い思いは自分に返ってきます。何より神様の前にはバレています。実際、毎日生ごみだ出るように悪い心は出ます。「もし自分には罪がないと言うなら、私たちは自分自身を欺いて」います。「ちょっとならOK」ではありません。心の奥の少しの罪は広がって全てを腐らせてしまいます。



"死んだハエは、調香師の香油を臭くし、腐らせる。少しの愚かさは、知恵や栄誉よりも重い。"

伝道者の書 10章1節



だから、今日も告白しましょう。そして、新しい心を求めましょう。人を愛し、人を尊敬する新しい心を求めましょう。自分の力では無理ですが、告白して、神様の愛と尊敬を求めるなら、必ず与えられます。イエス様がその罪を引き受け、神様の裁きを身代わりに受けてくださり殺されました。「御子イエスの血がすべての罪から私たちをきよめてくださいます。」(ヨハネの手紙 第一 1章7節)


これが聖書が教える「知恵」です。「知恵のある者が口にすることばは恵み深い」ものです。(11)「知恵はは人を成功させるのに益になります」(10)

今日も罪を認め、憎しみや高ぶりや悪い心を認めて告白しましょう。

赦されます。新しくなります。大丈夫です。ハレルヤ!

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