2026年8月18日火曜日

使徒24.1-9

 使徒24.1-9


僕らは誰に気に入られようとしているのか問われます。人に気に入られたくて媚びたり、口だけで持ち上げたり…身近なことです。そうするのが「自分の欲望のため」「自分の利益のため」であることがあります。



"彼らは…自らの欲望のままに生きています。その口は大げさなことを語り、利益のために人にへつらいます。"

ユダの手紙 1章16節 



「利益のために人にへつらう」まさに、自分の利益のために人のご機嫌を取ることです。

もし、それで相手に気に入られたとしても、それが神様の前で正しくなければ意味がありません。


テルティロという弁護士は、パウロを有罪にするために大祭司や長老からの委託を受けました。たぶん高額な報酬を受けて雇われた弁護士です。彼の目的は祭司長たちの願いをかなえ、パウロを有罪にすることです。彼はまず、裁判官のフェリックス閣下をめちゃくちゃ持ち上げます。



"五日後、大祭司アナニアは、数人の長老たち、およびテルティロという弁護士と一緒に下って来て、パウロを総督に告訴した。

パウロが呼び出され、テルティロが訴えを述べ始めた。「フェリクス閣下。閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を享受しております。また、閣下のご配慮により、この国に改革が進行しております。

私たちは、あらゆる面で、また、いたるところでこのことを認め、心から感謝しております。"

使徒の働き 24章1~3節



実は、この総督は残忍でかなり問題のある人でした。とてもじゃないけど、「閣下のおかげで、私たちはすばらしい平和を享受」とは言えない人です。それでも持ち上げ、ほめちぎり、気に入られようとします。それがこの弁護士のやり方です。目的は依頼人の願い通りにすることです。

テルティオ自身がパウロを知っていたわけではないし、パウロのことを本当に悪人だと思っていたわけでもありません。自信満々にひどいことを断言します。



"実は、この男はまるで疫病のような人間で、世界中のユダヤ人の間に騒ぎを起こしている者であり、ナザレ人の一派の首謀者であります。

この男は宮さえも汚そうとしましたので、私たちは彼を捕らえました。閣下ご自身で彼をお調べくだされば、私たちが彼を訴えております事柄のすべてについて、よくお分かりいただけると思います。」

ユダヤ人たちもこの訴えに同調し、そのとおりだと主張した。"

使徒の働き 24章5~9節



いくら裁判官を持ち上げて勝訴したとしても、最終的な神様の裁きに耐えられないなら、これは敗北です。

これと真逆の態度をとるのがパウロです。目の前の総督の気に入る話ではなく、むしろ死後に裁きがあることを語ります。



"数日後、フェリクスはユダヤ人である妻ドルシラとともにやって来て、パウロを呼び出し、キリスト・イエスに対する信仰について話を聞いた。

しかし、パウロが正義と節制と来たるべきさばきについて論じたので、フェリクスは恐ろしくなり、「今は帰ってよい。折を見て、また呼ぶことにする」と言った。"

使徒の働き 24章24~25節



僕らは誰に気に入られようとしているのか問われます。

弁護士テルティロは権力者に気に入られようとしてへつらいました。

パウロはただ神様の前で正しくありたいと願い、真実を語りました。

もしも周りに気に入られたとしても、神様の裁きの前に正しくなければ意味がありません。


人にどう思われるか、ではなく神様に喜ばれるものでありますように。僕らの心が、発言が、行動がいつも神様の前でありますように。



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