使徒16.6-10
神様のための良い働きなのに、なぜかストップがかかる、そんな時に僕らは戸惑います。仕事や進路についてもそうです。僕らは計画するし「これで行ける!」と思います。でも神様の計画はその通りとは限りません。聖書はそのように繰り返し教えています。
"「今日か明日、これこれの町に行き、そこに一年いて、商売をしてもうけよう」と言っている者たち、よく聞きなさい。
あなたがたには、明日のことは分かりません。"
ヤコブの手紙 4章13~14節
"人の心には多くの思いがある。しかし、主の計画こそが実現する。"
箴言 19章21節
"人は心に自分の道を思い巡らす。しかし、主が人の歩みを確かにされる。"
箴言 16章9節
そのことがよくわかるのがパウロとシラスの宣教旅行です。彼らは神様のために福音を伝えようとしています。だのにその計画は次々と聖霊によって禁じられ、予定変更させられていきました。
"それから彼らは、アジアでみことばを語ることを聖霊によって禁じられたので、フリュギア・ガラテヤの地方を通って行った。
こうしてミシアの近くまで来たとき、ビティニアに進もうとしたが、イエスの御霊がそれを許されなかった。
それでミシアを通って、トロアスに下った。"
使徒の働き 16章6~8節
どのように禁止されたのか詳しくは書かれていませんが、「アジアに行こう」としたら聖霊によって禁じられ、「ビティニアに行こう」とすればイエス様の御霊に止められます。それは神様にはもっと大きなご計画があったからです。「わたしの思いは、あなたがたの思いと異なり、あなたがたの道は、わたしの道と異なるからだ。──主のことば──天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」(イザヤ55.8-9)とある通りです。
彼らがトロアスまで来た時に、パウロは幻をみます。
"その夜、パウロは幻を見た。一人のマケドニア人が立って、「マケドニアに渡って来て、私たちを助けてください」と懇願するのであった。
パウロがこの幻を見たとき、私たちはただちにマケドニアに渡ることにした。彼らに福音を宣べ伝えるために、神が私たちを召しておられるのだと確信したからである。"
使徒の働き 16章9~10節
神様のご計画はパウロたちが考えてなかったマケドニア地方に行って宣教することでした。彼らが止められたことは、神様のもっと大きなご計画のためでした。
信仰の先輩たちもそれを経験しました。
モーセは40歳で「俺がイスラエル人たちを救うのだ!」とやる気満々でしたが、その時には道は開かれず、実際にイスラエルを救い出す働きを始めたのは80歳になってからです。
ダビデは若くして「イスラエルの王になる」と言われて油注がれましたが、実際には長い間サウル王に苦しめられ、命を狙われ、逃亡生活を強いられます。
僕らも計画が神様に止められることがあります。
「この仕事に行きたい」と思ったのに閉ざされたり、「このミニストリーをしたい」と思ってもなぜか進まなかったりします。
だからと言って「失敗だった」とか「神様に見捨てられた」ということはありません。
神様の道は僕らの思いをはるかに超えています。道が閉ざされることも大きな神様のご計画の中です。神様の計画ははるかに大きく、高く、確実に進んでいます。だから自分の計画はいつでも手放せるようにしましょう。方向を変えられたら従いましょう。たとえ閉ざされたとしても、はるかに大きな神様の導きが待っています。信頼しましょう。大丈夫です。ハレルヤ!
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