2023年1月31日火曜日

2サムエル5章

 神様が言われたことばは実現します。…ですが、神様の定めた時があります。ダビデは10代の時に王様になるとハッキリ召されていました。(1サムエル16.12-13)が、彼がユダのみで王になったのは30才、全イスラエルの王様になったのは37才の時です。それまで、ダビデは神様のみことばは実現することを信頼して、誠実に自分を攻撃するサウル王に仕え続けました。そして、気がつくとサウル家には王も将軍もいなくなり、自分が全イスラエルの王となりました。ダビデは自分でがんばったのでなく、神様のタイミングと主権の中でそれは実現しました。


(1-5節)

イスラエルの全部族は、ヘブロンのダビデのもとに来てこう言った。「ご覧のとおり、私たちはあなたの骨肉です。これまで、サウルが私たちの王であった時でさえ、イスラエルを動かしていたのは、あなたでした。しかも、主はあなたに言われました。『あなたがわたしの民イスラエルを牧し、あなたがイスラエルの君主となる。』」イスラエルの全長老がヘブロンの王のもとに来たとき、ダビデ王は、ヘブロンで主の前に、彼らと契約を結び、彼らはダビデに油をそそいでイスラエルの王とした。ダビデは三十歳で王となり、四十年間、王であった。ヘブロンで七年六か月、ユダを治め、エルサレムで三十三年、全イスラエルとユダを治めた。


ダビデは、自分の力で繁栄したとは考えず、ただ、主が自分を選んでくださり、主が民イスラエルを治めてくださることを知りました。国も国民も自分のものではなく神のものです全てが自分中心ではなく、神中心です。神様は周りの国(ツロ)さえ用いて王宮を建ててくださいます。


(10-12節)

ダビデはますます大いなる者となり、万軍の神、主が彼とともにおられた。ツロの王ヒラムは、ダビデのもとに使者を送り、杉材、大工、石工を送った。彼らはダビデのために王宮を建てた。ダビデは、主が彼をイスラエルの王として堅く立て、ご自分の民イスラエルのために、彼の王国を盛んにされたのを知った。


ダビデは何年も洞穴生活や逃亡生活をしてきました。その同じダビデに最高の王宮が与えられます。彼は貧しい時も、豊かな時も同じようにすべては主から与えられているものだと自覚していました。自分は用いられている器にすぎません。この後もペリシテ人の攻撃に会いますが、ダビデはただ、主に伺い、主に従います。それが自分のすべてであることを知っていました。


(18-20節)

ペリシテ人は来て、レファイムの谷間に展開した。そこで、ダビデは主に伺って言った。「ペリシテ人を攻めに上るべきでしょうか。彼らを私の手に渡してくださるでしょうか。」すると主はダビデに仰せられた。「上れ。わたしは必ず、ペリシテ人をあなたの手に渡すから。」それで、ダビデはバアル・ペラツィムに行き、そこで彼らを打った。そして言った。「主は、水が破れ出るように、私の前で私の敵を破られた。」それゆえ彼は、その場所の名をバアル・ペラツィムと呼んだ。


敵であるペリシテ人は何度も攻撃してきます。その度にダビデは主に伺います。そして主もその度に違う答えをくださいます。


(22-25節)

ところがペリシテ人は、なおもまた上って来て、レファイムの谷間に展開した。そこで、ダビデが主に伺ったところ、主は仰せられた。「上って行くな。彼らのうしろに回って行き、バルサム樹の林の前から彼らに向かえ。バルサム樹の林の上から行進の音が聞こえたら、そのとき、あなたは攻め上れ。そのとき、主はすでに、ペリシテ人の陣営を打つために、あなたより先に出ているから。」ダビデは、主が彼に命じたとおりにし、ゲバからゲゼルに至るまでのペリシテ人を打った。


どんなことでも神様にまず伺い、みことばに従うのは僕らのお手本ですダビデは前回はこうだったから今回もこうしよう、と自分の経験で判断することもしませんでした。ダビデは毎回神様に伺います。


神様の言葉は必ず実現します。どんなに時間がかかっても、神様のご計画は実現します。僕らがすべきはまず神様の前に出て、神様に伺い、神様の言葉を聞くこと、そして従うことです神様のご計画は必ず実現します。毎日、新しく神様の前に出ましょう。毎日、新しい主の言葉をいただきましょう。み言葉は日々新しく与えられます。


神様の言葉は作り置きで硬くなったお弁当のようではなく、日々新しく新鮮に与えられる食事のようですそしてワンパターンということがありません。


僕らが日々神様のことばによって新しく力を与えられ、新しく判断力を与えられますように。主のことばは生きていて、力があることばです。僕らが人の知恵や人のことばでなく、主のことばによって生きますように。


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