2023年2月14日火曜日

箴言14章

 知恵のある人とは、神様を恐れ、知ろうとする人です。(箴言9.10)その人は家や教会など周りの人を大切にし育てます。周りの人を愛して育てることは面倒で疲れます。まるで牛を飼うと掃除やお世話が大変で面倒なのと同じですでも、神様からの知恵はラクな方を選ぶことではありません。牛を飼うのは大変だし汚れる仕事です。でも、それこそが収穫を得る方法です。同じように、主と人と関わり、苦労しながら愛することは、傷ついたり疲れたりします。でも、それこそが祝福の道です神様を恐れ神様を求める人は周りの人と関わり成長させます。神様からの知恵を頂く女性が家庭を作り上げるのと同じです


1 知恵のある女は自分の家を建て、愚かな女は自分の手でこれをこわす。

2 まっすぐに歩む者は、主を恐れ、曲がって歩む者は、主をさげすむ。

3 愚か者の口には誇りの若枝がある。知恵のある者のくちびるは身を守る。

4 牛がいなければ飼葉おけはきれいだ。しかし牛の力によって収穫は多くなる。


主の教えを聞いて自分を改める人は知恵を得ます。そしてその人はお互いの交わりを建て上げます。逆に「自分は正しい」と言って怒る者は、交わりを破壊し孤立します。


16 知恵のある者は用心深くて悪を避け、愚かな者は怒りやすくて自信が強い。

17 短気な者は愚かなことをする。悪をたくらむ者は憎まれる。

18 わきまえのない者は愚かさを受け継ぎ、利口な者は知識の冠をかぶる。


神様から与えられる知恵とは、高ぶってまわりの人を批判することではなく、建て上げることです


(1コリント8:1-2)

知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる。自分は何か知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならぬことをまだ知らないのです


僕らは自分にとって都合の良いものだけを選んで、面倒なことを避けたいと思います。でも、それは神様の願いではありません。効率やスピードを神様は求めていません。都合がいいか悪いかではなく、神様を崇め、愛し、恐れ、従うことに永遠の価値と知恵があります。たとえこの世で質素で地味な天幕(テント)暮らしだったとしても、主の知恵によって生きる人は永遠に栄えます。逆に、この世でいくら立派な家を建てたとしても、神様を恐れず、あざけるなら、その先は永遠の苦しみです神様を無視した自己満足なら、良さそう見えても死の道です


11 悪者の家は滅ぼされ、正しい者の天幕は栄える。

12 人の目にはまっすぐに見える道がある。その道の終わりは死の道である。

13 笑うときにも心は痛み、終わりには喜びが悲しみとなる。

14 心の堕落している者は自分の道に甘んじる。善良な人は彼から離れる。


成功に見える道が滅びに向かうこともあります。イエス様は、「狭い門から入りなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。そして、そこから入って行く者が多いのです。いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです」(マタイ7:13-14)と言われました。「死の道」の最後は「笑うときにも心は痛み、終わりには喜びが悲しみとなる」道です(13)


聖書はハッキリと「愚かな者の前を離れ去れ。知識のことばはそこにはない。」(7)と言います。どんなに良さそうな教えも、成功する方法も、神様を恐れることがないなら、本当の知識ではなく、高ぶりにすぎません。面倒でも、効率が悪く見えても、僕らが今日も神様を恐れ、求めますように。神様からの知恵が僕らを導いてくださいますように。

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