詩篇19篇
神様が人間に語りかけてくださる方法は主に２つです。１つは大自然を通してです。そして、２つ目は聖書を通してです。人間は息を呑むような雄大な自然、また、目を見張るような美しい自然に触れる時、自然が「神様はすばらしい」と語りかけてくるのを感じます。
2 昼は昼へ（来る日も来る日も、昼の間）話（神様の素晴らしさ）を伝え、夜は夜へ（来る夜も来る夜も）、知識を示す。
大自然のすばらしさは神様のメッセージを人間に語りかけています。太陽も月も星も黙っていますが、それでも神様の偉大さを語るメッセージは全世界に届いています。
3 話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。
4 しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。
神様は太陽を作られました。詩篇は太陽が上ることをまるで眠っていた部屋（幕屋）から喜んで出て来る花婿のよう、勝利を喜んで知らせに出て来る兵士のように例えています。
4 神はそこに、太陽のために、幕屋を設けられた。
5 太陽は、部屋から出て来る花婿のようだ。勇士のように、その走路を喜び走る。
太陽は何も語らなくても、世界中がその影響を受けています。その熱や光を逃れる人も場所もありません。世界中が太陽の影響を受けています。太陽は神様の素晴らしさを語りかけています。
6 その上るのは、天の果てから、行き巡るのは、天の果て果てまで。その熱を、免れるものは何もない。
次に神様が人間に語りかけてくださる方法は聖書を通してです。神様のことばは人間を不自由に縛る、と誤解してる人が多いようです。実は神様のことばは僕ら人間を生き返らせ、賢くし、喜ばせ、明るくします。
7 主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。
8 主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。
「生き返らせ」と訳されている言葉は、「元の状態に戻す」という意味だそうです。もともと人間は不安や恐れや孤独には作られていません。本来は喜びと平安を持った明るい人に作られています。今、もしも僕らが暗く不安だったり怒りに支配されていたり、欲に縛られているならば本当の姿ではありません。神様のことばに触れるとき、僕らは「自分の考えが間違っていた」と気がつきます。指摘されるのは痛いけれども、その先には喜びと癒しがあります。僕らは生き返り、賢くなり、喜び、明るく変えられます。
7 主のみおしえは完全で、たましいを生き返らせ、主のあかしは確かで、わきまえのない者を賢くする。
8 主の戒めは正しくて、人の心を喜ばせ、主の仰せはきよくて、人の目を明るくする。（…中略…）
10 それらは、金よりも、多くの純金よりも好ましい。
蜜よりも、蜜蜂の巣のしたたりよりも甘い。
11 また、それによって、あなたのしもべは戒めを受ける。
それを守れば、報いは大きい。
神様のことばはどんな大金よりも、どんなおいしい食事よりも良いものです。
神様のことばに触れると、僕らも気がつかない「隠れた罪」を教えてくれます。教えられた罪を認めて「ごめんなさい」と祈ることは、本来の祝福された自分に戻っていくことです。神様はたましいを生き返らせます。
12 だれが自分の数々のあやまちを悟ることができましょう。
どうか、隠れている私の罪をお赦しください。
13 あなたのしもべを、傲慢の罪から守ってください。
それらが私を支配しませんように。そうすれば、私は全き者となり、大きな罪を、免れて、きよくなるでしょう。
僕は普段は意識してないし自分でもわからないのですが、聖書のことばを聞いて、祈っていると隠れた罪がわかります。
ある人は知らないうちに人を赦さず裁きつづけることで自分を苦しめています。
それが分かったら「神様、自分は○○さんを裁いています。この罪を赦してください。それをやめます」と祈りましょう。
ある人は知らないうちに赦せない人がいて、それが自分を苦しめます。
それがわかったら「神様、私は○○さんを赦します。この罪の悪影響から解放してください。」と祈りましょう。
ある人はしらないうちに自分のポリシーとか自分の考えにガンコにしがみついています。それが自分を苦しめます。その考えは神様のみことばとは違います。それがわたっから「神様、私は○○でなければ、という考えを手放します。神様のことば、神様のお考えに従います」と祈りましょう。
神様は僕らを生き返らせ、賢くし、喜ばせ、明るくしようと願っておられます。
今日も神様は僕らに語りかけてくださっています。大自然を見るときに、自分の傲慢さに気がつきます。神様のことばを聞く時に、自分のゆがみが矯正されます。
今日も神様が自然を通して、聖書を通して祝福しようとしてくださっています。主が与えてくださるものは良いものばかりです。ハレルヤ！！
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