詩篇20篇
詩篇は祈りのお手本です。今日の詩篇は自分の上司やリーダー（詩篇の時代は王様）のための祈りです。
リーダーが神様に心を向け、神様を愛し愛されるようにという祈りです。そのことは、全部に良い結果を生みます。王様が神様を求める国は守られます。これは現代の僕らにも適用できます。どんなリーダーでも（班長でも、先生でも、親でも）祈られる必要があります。
1 苦難の日に主があなた（王様のこと）にお答えになりますように。ヤコブの神の名が、あなたを高く上げますように。
2 主が聖所から、あなたに助けを送り、シオンから、あなたをささえられますように。
3 あなたの穀物のささげ物をすべて心に留め、あなたの全焼のいけにえを受け入れてくださいますように。
リーダーが神様を第一に求めるなら、彼の願いはかなえられます。だから、人々は祈ります。
4 主があなたの願いどおりにしてくださいますように。あなたのすべてのはかりごとを遂げさせてくださいますように。
5 私たちは、あなたの勝利を喜び歌いましょう。私たちの神の御名により旗を高く掲げましょう。主があなたの願いのすべてを遂げさせてくださいますように。
イエス様も同じくおっしゃいました。
（新約聖書 ヨハネ15:7）
あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。
王様が神様にとどまるように祈ることは、国全体に良い結果を生み出します。当時の王様は神様によって選ばれ任命されました。そのことを「油注がれた者」と表現します。今も、僕らに与えられている上司や権威者は偶然ではなく、神様が僕らに与えてくださったものです。
（新約聖書ローマ 13:1-4）
人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。（…中略…）それは、彼があなたに益を与えるための、神のしもべだからです。
僕らの上司や先生や親は、僕らに良いものを与えるための神様のしもべです。だからこそ彼らのために祈ることが必要です。当たり前ですが、祈りは神様を求めることです。
この世は神様と関係なく力を、結果を、効率を、お金を、名誉を求めます。しかし、リーダーに必要なのは神様を求めることです。そしてリーダーが神様を第一とすることができるようにと祈ることは僕らの役目だし、聖書の教えです。
7 ある者はいくさ車（当時の戦車）を誇り、ある者は馬（軍馬、軍事力）を誇る。しかし、私たちは私たちの神、主の御名を誇ろう。
僕らも祈りましょう。先生のために。親のために。牧師のために。政治家のために。市長のために。知事のために。総理のために。彼らは僕らに良いものを与えるための神様のしもべです。
9 主よ。王をお救いください。
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