詩篇31篇
イエス様は神様との秘密の交わりのために、しばしば誰もいないところに出かけました。(マルコ1.35など)ヒゼキヤという王は、絶対に勝てない敵国に包囲され滅ぼされるのは必至という時に、神様の前に行きました。(2列王19章など)使徒パウロは人間に相談するよりも先に、まず神様と相談しています。(ガラテヤ1.16-17)ペテロも何よりもまず、「祈りのために身を慎みなさい」と言います。(1ペテロ4.7)イエス様は心配事でイライラしているマルタに対して、「必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。」とおっしゃいました。イエス様のただ座ってイエス様と対話していました。(ルカ10.42)神様のところに行くことは絶対に安全な砦です。以下の祈りは、完全に実現する祈りです
(1節から4節)
1,主よ私はあなたに身を避けています。私が決して恥を見ないようにしてください。あなたの義によって私を助け出してください。
2,私に耳を傾け急いで私を救い出してください。私の力の岩となり強い砦となって救ってください。
3,あなたこそ私の巌私の砦。あなたの御名のゆえに私を導き私を伴ってください。
4,あなたは私を狙って隠された網から私を引き出してくださいます。あなたは私の力です。
問題に対応する力も気力もなくなる時が来ます。残された力は、神様の前に行くことだけに使うのが正解です。その時に神様がすべての敵から、すべての恐れから、すべての問題から救い出してくださいます。神様のところに行って、自分の苦しみを告白し助けを求めることです。
(9節から10節)
9,私をあわれんでください。主よ。私は苦しんでいるのです。私の目は苦悶で衰え果てました。私のたましいも私のからだも。
10,悲しみのうちに私のいのちは尽き嘆きのうちに私の年は果てました。私の咎によって私の力は弱まり私の骨は衰えてしまいました。
神様のところに行って、どんなに苦しいのか、何をされたのか、どんなにひどいことを言われたのか、どんな態度をされたのか、何が恐怖なのか、具体的に神様に言います。苦しみを「話す」ことは「離す」ことです。
(11節から18節まで)
11,敵対するすべての者から私はそしられました。わけても私の隣人から。知り合いには恐れられ外で私を見る者は私を避けて離れ去ります。
12,死人のように私は人の心から忘れられ壊れた器のようになりました。
13,私は多くの者がささやくうわさを聞きました。「恐怖が取り囲んでいる」と。彼らは私に対して謀議をめぐらし私のいのちを取ろうと図りました。
14,しかし主よ私はあなたに信頼します。私は告白します。「あなたこそ私の神です。」
15,私の時は御手の中にあります。私を救い出してください。敵の手から追い迫る者の手から。
16,御顔をしもべの上に照り輝かせてください。あなたの恵みによって私をお救いください。
17,主よ私が恥を見ないようにしてください。私はあなたを呼び求めていますから。悪しき者どもを辱めてください。彼らが黙ってよみへと下るように。
18,偽りの唇を封じてください。それは正しい者に横柄に語っています。高ぶりと蔑みをもって。
苦しみは主に委ね手放します。次に大事なことは、神様が自分を守ってくださることを宣言することです。神様の完璧な守りと愛を宣言することは僕らの信仰です。神様だけは、僕たちを見放すことも見捨てることもありません。神様の愛という要塞の中で守ってくださり、恵みと赦しを与え回復させてくださる方です。たとえこの体が死んでも大丈夫です。神様の御手の中で必ず栄光への復活が約束されています。
(19節から24節)
19,なんと大きいのでしょう。あなたのいつくしみは。あなたを恐れる者のためにあなたはそれを蓄えあなたに身を避ける者のために人の子らの目の前でそれを備えられました。
20,あなたは彼らを人のそしりから御顔の前にひそかにかくまい舌の争いから隠れ場に隠されます。
21,主はほむべきかな。主は堅固な城壁の町の中で私に奇しい恵みを施してくださいました。
22,私はうろたえて言いました。「私はあなたの目の前から断たれたのだ」と。しかし私の願いの声をあなたは聞かれました。私があなたに叫び求めたときに。
23,主を愛せよ。すべて主にある敬虔な者たち。主は誠実な者を保たれるが高ぶる者には厳しく報いをされる。
24,雄々しくあれ。心を強くせよ。すべて主を待ち望む者よ。
僕たちの問題のほとんどは、実は神様に対する信仰の問題です。神様の愛、救い、回復の約束、それを信じて宣言することが救いです。信じて待ち望むことは、闇の中でも絶対に消えない希望です。死ぬ間際でも希望と喜びを持ちつつ、です。
選択する第一の事は、神様を愛し、信頼して神様のところに行くことです。自分で対応策を考えたり復讐したりする必要がありません。人を裁くこともする必要がありません。すべきことは神様のみことばによって明確になります。あとはそれに従うだけです。神様は絶対に安全なシェルターです。忙しい師走ですが、走るのは後にして、今日も神様のところに行くことを優先しましょう。大丈夫です。ハレルヤ!
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