2023年12月28日木曜日

詩篇33篇

 詩篇33篇


賛美することは「主を」を喜ぶことです。賛美は「主に」感謝して歌うことです。「人に」ではなく、「人を」喜ぶのでもなく、「いい感じのサウンドやアレンジを」喜ぶことでも「歌を」楽しむことでもありません。賛美することはまっすぐで単純なことです。「賛美は直ぐな人たちにふさわしい。」と聖書は言います。(1)



(1節から3節)

1,正しい者たち主を喜び歌え。賛美は直ぐな人たちにふさわしい。

2,竪琴に合わせて主に感謝せよ。十弦の琴に合わせてほめ歌を歌え。

3,新しい歌を主に歌え。喜びの叫びとともに巧みに弦をかき鳴らせ。



楽器をかき鳴らして叫ぶように聖書は言います。が、それは音楽の盛り上がりのためではありません。まっすぐに、単純に神様を喜び、神様に感謝するための楽器です。生きていること全てが神様に依存し、神様から与えられているものです。力も命も知恵も全てです。賛美の中での喜びの叫びは主とのシンプルな交わりです。この世界の全ては神様の愛と恵み、そして神様のことばの権威で満ちています。



(4節から7節)

4,まことに主のことばは真っ直ぐでそのみわざはことごとく真実である。

5,主は正義と公正を愛される。主の恵みで地は満ちている。

6,主のことばによって天は造られた。天の万象もすべて御口の息吹によって。

7,主は海の水をせき止めて集め湧き出る水を倉に納められる。



人間は神様よりも人間の力や技術やお金を信じ、しがみつきたがります。不安を神様以外で満たそうとします。人が作り出した歌のうまさ、技術、お金を信頼しがちです。リチャード・J・フォスターは「スピリチュアリティ成長への道」の6章の中で次のように言っています。


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被造物へのより深い価値評価の目を養いなさい。地球にもっと近づきなさい。できるだけ歩きなさい。「世界が作られた時から、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被造物に表れており、これを通して神を知ることができます」と使徒パウロが言うとおりである。(ローマ1:20)小鳥の声に耳を傾けよ。彼らも神を表しているのである。草花や木の手触りを楽しもう。いたるところに溢れている豊かな色彩は驚くばかりである。単純さとは、地とそこに満ちるもの、世界とそこに住むものは主のものであることを発見することである。(詩篇24:1)

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今日もまっすぐに神様に目を向けましょう。今日もただ神様だけを喜び、感謝し、神様だけに歌いましょう。人間の力で救われるのではありません。僕らは問題を複雑に考えすぎるようです。「賛美は直ぐな人たちにふさわしい。」ものです。ハレルヤ!



(16節から22節)

16,王は軍勢の大きさでは救われない。勇者は力の大きさでは救い出されない。

17,軍馬も勝利の頼みにはならず軍勢の大きさも救いにはならない。

18,見よ主の目は主を恐れる者に注がれる。主の恵みを待ち望む者に。

19,彼らのたましいを死から救い出し飢饉のときにも彼らを生かし続けるために。

20,私たちのたましいは主を待ち望む。主は私たちの助け私たちの盾。

21,まことに私たちの心は主を喜び私たちは聖なる御名に拠り頼む。

22,主よあなたの恵みが私たちの上にありますように。私たちがあなたを待ち望むときに。



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