2024年2月6日火曜日

マタイ14.15-33

 問題が問題なのではなく、神様のところに行かないことが大問題です。大事なのは神様との2人だけの濃厚な時間です。カップルが2人だけの秘密の時間を求めるように、僕らも神様との親密で濃厚な時間が必要です。なんと神様の側から求めら愛されています。イエス様は悲しいことや辛いことがある度に、特に神様との時間を大切にされました。イエス様の大切ないとこであり友人であり預言者であるヨハネが首を斬られた時、「それを聞くと、イエスは舟でそこを去り、自分だけで寂しいところに行かれた。」とあります。(13)


父なる神様は地上の問題や悲しみをはるかに超えています。全てを造り支配している神様です。この神様と一緒にいるとあんなに大変だった問題が小さく見えます。


弟子たちはイエス様を追いかける5000人以上の人たちを見て、彼らが食べ物がなく動けなくなることを心配します。ところが、イエス様は心配していません。全てを豊かに与えることができる神様を見上げほめたたえているからです。神様にとっては食物が足りるかどうかは問題ではありません。



15節から21節)

15,夕方になったので、弟子たちはイエスのところに来て言った。「ここは人里離れたところですし、時刻ももう遅くなっています。村に行って自分たちで食べ物を買うことができるように、群衆を解散させてください。」

16,しかし、イエスは言われた。「彼らが行く必要はありません。あなたがたがあの人たちに食べる物をあげなさい。」

17,弟子たちは言った。「ここには五つのパンと二匹の魚しかありません。」

18,するとイエスは「それを、ここに持って来なさい」と言われた。

19,そして、群衆に草の上に座るように命じられた。それからイエスは、五つのパンと二匹の魚を取り、天を見上げて神をほめたたえ、パンを裂いて弟子たちにお与えになったので、弟子たちは群衆に配った。

20,人々はみな、食べて満腹した。そして余ったパン切れを集めると、十二のかごがいっぱいになった。

21,食べた者は、女と子どもを除いて男五千人ほどであった。



イエス様は食料問題よりも、すべてを与えることができ、不可能のない神様を見上げて賛美をささげていました。一方、弟子たちは五つのパンと二匹の魚「しか」ありません、と言います。(17)イエス様は天を見上げてほめたたえます。(19)イエス様が見ているものは神様です。これは僕らのお手本です。賛美は天と地をつなぎます。祈りも天と地をつなぎます。イエス様はいつも祈りと賛美を優先していました。


人から見れば奇跡かもしれませんが、神様から見れば普通です。イエス様は群衆に与えた直後、また1人で神様のところに行きます。



23節)

群衆を解散させてから、イエスは祈るために一人で山に登られた。夕方になっても一人でそこにおられた。



世の逆風を問題にしない神様です。この方との親密な交わりは最も必要なことです。祈りと賛美の中で神様との愛と信頼と一体感は強くされます。人々が恐れる問題はどんどん小さく見えてきます。逆に、この方がいなければどんな小さな問題も恐怖です。ペテロは、イエス様を見て信頼してる時は海の上さえ歩くことができました。でも目線を逸らして風を見たとたんに怖くなり溺れ始めました。問題は僕らが何を見ているかです。



25節から33節)

25,夜明けが近づいたころ、イエスは湖の上を歩いて弟子たちのところに来られた。

26,イエスが湖の上を歩いておられるのを見た弟子たちは「あれは幽霊だ」と言っておびえ、恐ろしさのあまり叫んだ。

27,イエスはすぐに彼らに話しかけ、「しっかりしなさい。わたしだ。恐れることはない」と言われた。

28,するとペテロが答えて、「主よ。あなたでしたら、私に命じて、水の上を歩いてあなたのところに行かせてください」と言った。

29,イエスは「来なさい」と言われた。そこでペテロは舟から出て、水の上を歩いてイエスの方に行った。

30,ところが強風を見て怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。

31,イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかんで言われた。「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか。」

32,そして二人が舟に乗り込むと、風はやんだ。

33,舟の中にいた弟子たちは「まことに、あなたは神の子です」と言って、イエスを礼拝した。



愛と信頼と一体感を強く太く濃くするためには、イエス様でさえ密な交わりの時間を最優先しておられました。弱い僕らです。イエス様以上にもっともっと必要です。神様のところに行きましょう。この方に信頼しましょう。この方に聞いてもらいましょう。そして力のあるその言葉を聞きましょう。賛美し感謝しましょう。問題が問題なのではなく、神様のところに行かないことが大問題です。主に不可能はありません。主と共にいれば全部大丈夫です!ハレルヤ!



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