2024年12月24日火曜日

マタイ2.13-23

 マタイ2.13-23


僕らがイエス様を信じ受け入れると、世界から嫌われる面があります。誰よりもイエス様自身が世界から拒絶され苦しまれた方です。イエス様が生まれた当時の領主ヘロデはイエス様を憎み、殺そうとしました。まだ赤ちゃんのイエス様を抱えたマリヤとヨセフも逃亡生活を強いられました。ヨセフとマリヤは悩みつつ恐れつつ外国(エジプト)に引っ越しますが、実は全てに神様のご計画がありました。



(マタイの福音書 2章13~15節)

彼らが帰って行くと、見よ、主の使いが夢でヨセフに現れて言った。「立って幼子とその母を連れてエジプトへ逃げなさい。そして、私が知らせるまで、そこにいなさい。ヘロデがこの幼子を捜し出して殺そうとしています。」

そこでヨセフは立って、夜のうちに幼子とその母を連れてエジプトに逃れ、

ヘロデが死ぬまでそこにいた。これは、主が預言者を通して、「わたしは、エジプトからわたしの子を呼び出した」と語られたことが成就するためであった。



一家はエジプトでの潜伏生活を続けるうち、「幼子のいのちを狙っていた者たちは死にました。」(20)と夢で教えられます。それでイスラエルに帰ってみますが、ヘロデの息子がそこを支配していることを聞いて、再び迷いつつ、神様に聞きつつ、イスラエルのド田舎、ガリラヤのナザレという町に住むことにしました。実はこれもまた神様のご計画の中でした。




(19-23節)

19,ヘロデが死ぬと、見よ、主の使いが夢で、エジプトにいるヨセフに現れて言った。

20,「立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に行きなさい。幼子のいのちを狙っていた者たちは死にました。」

21,そこで、ヨセフは立って幼子とその母を連れてイスラエルの地に入った。

22,しかし、アルケラオが父ヘロデに代わってユダヤを治めていると聞いたので、そこに行くのを恐れた。さらに、夢で警告を受けたので、ガリラヤ地方に退いた。

23,そして、ナザレという町に行って住んだ。これは預言者たちを通して「彼はナザレ人と呼ばれる」と語られたことが成就するためであった。



結局は全てが神様がおっしゃった通りになっています。預言者イザヤはそれよりも何百年も前から田舎町ナザレがあるガリラヤに大きな光が照ったと言っています。



(イザヤ9.1-2)

ヨルダン川のかなた、異邦人のガリラヤは光栄を受けた。やみの中を歩んでいた民は、大きな光を見た。死の陰の地に住んでいた者たちの上に光が照った。



ヨセフやマリヤほどでなくても、嫌われたり圧迫されたりで悩むことはあります。また、時には神様の許可の中で殉教することもあります。特に日本は多くのクリスチャンたちが殺された国です。それでも殉教者たちの報いは大きいと聖書は言います。聖書はイエス様がお生まれになった時から早速殉教者がいたことを書いています。最初の殉教者はヘロデに殺された赤ちゃんたちでした。



(マタイの福音書 2章16~18節)

ヘロデは、博士たちに欺かれたことが分かると激しく怒った。そして人を遣わし、博士たちから詳しく聞いていた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯の二歳以下の男の子をみな殺させた。

そのとき、預言者エレミヤを通して語られたことが成就した。

「ラマで声が聞こえる。むせび泣きと嘆きが。ラケルが泣いている。その子らのゆえに。慰めを拒んでいる。子らがもういないからだ。」



親たちにとっては大きすぎる喪失と悲しみです。それは慰めを拒否するほどです。(18)それでも聖書は言います。イエス様のために何かを捨てた者は、この世でも天でも報いは大きいと断言します。



(マルコの福音書 10章29~30節)

イエスは言われた。「まことに、あなたがたに言います。わたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子ども、畑を捨てた者は、

今この世で、迫害とともに、家、兄弟、姉妹、母、子ども、畑を百倍受け、来たるべき世で永遠のいのちを受けます。



イエス様を信じ従う時には苦しみがあります。それは祝福を失ったのではなく、むしろ大きな祝福のための通過点です。イエス様との人生は安心と喜びも多いけど、危険を感じて恐れ悲しむ日もあります。それでも全てがご計画の中にあります。神様が見捨てる事はありません。だから苦しくても信頼しましょう。信仰のために苦しむとき、何かを手放す時、それは「朽ちて行く金よりも尊い」「称賛と光栄と栄誉に至る」ものです。大丈夫です!


1ペテロ 1:6-7

いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、

信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。



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