2026年7月6日月曜日

使徒10.1-33

 使徒10.1-33


教会の文化とか伝統は尊いものだけど、「教会とはこういうものだ」「礼拝とはこういうものだ」「うちの教会ではこうだ」というのを、いつの間にか「神様はこのようにしか働かれない」と思い込んでしまうことがあります。


神様は僕らの思いを超えています。僕らの視野を広げ、新しいことをなさる神様です。思いもしなかった人たちに対して福音を届けるように導かれることがあります。その時に大事なのは、神様のみことばと御霊の導きに柔軟に従うことです。


ペテロにとっては「異邦人は神様に受け入れられない存在だ」というのが長年の思い込みでした。異邦人のことをまるで「汚れた食べ物」「触れてはいけないもの」のように思っていました。

神様はその思い込みを変えてくださいます。



"彼は空腹を覚え、何か食べたいと思った。ところが、人々が食事の用意をしているうちに、彼は夢心地になった。

すると天が開け、大きな敷布のような入れ物が、四隅をつるされて地上に降りて来るのが見えた。

その中には、あらゆる四つ足の動物、地を這うもの、空の鳥がいた。

そして彼に、「ペテロよ、立ち上がり、屠って食べなさい」という声が聞こえた。

しかし、ペテロは言った。「主よ、そんなことはできません。私はまだ一度も、きよくない物や汚れた物を食べたことがありません。」

すると、もう一度、声が聞こえた。「神がきよめた物を、あなたがきよくないと言ってはならない。」"

使徒の働き 10章10~15節


神様はこの幻をペテロは3回も繰り返し見せてくださいました。ペテロは「神がきよめた物を、あなたがきよくないと言ってはならない。」と言われた意味を考えます。

そのようなタイミングで異邦人の人々がペテロを訪ねてきます。普通なら異邦人と交わることはありません。ところが御霊ははっきりとおっしゃいます。



"ペテロが、今見た幻はいったいどういうことだろうか、と一人で思い惑っていると、なんと、コルネリウスから遣わされた人たちがシモンの家を捜し当てて、その門口に立ち、

声をかけて、「ペテロと呼ばれているシモンはここに泊まっていますか」と尋ねていた。

ペテロは幻について思い巡らしていたが、御霊が彼に言われた。「見なさい。三人の人があなたを訪ねて来ています。

さあ、下に降りて行き、ためらわずに彼らと一緒に行きなさい。わたしが彼らを遣わしたのです。」"

使徒の働き 10章17~20節



「異邦人は救われることはない」と思って育ってきたペテロを神様は変えてくださいました。彼は変えられなければなりませんでした。ペテロは言います。



"神は私に、どんな人のことも、きよくない者であるとか汚れた者であるとか言ってはならないことを、示してくださいました。"

使徒の働き 10章28節



ペテロが異邦人を宿泊させ、彼らと一緒に出かけて訪問したのは革命的なことです。後で教会の人たちに「なんで異邦人のところへ行ったんだ?」って言われそうです。実際、大問題になりました。詳しくは11章にあります。


ペテロはそれを予想して数人の兄弟たちと一緒に出かけ、一緒に考えてもらうことにしました。11章になると彼らが証人となっています。



(23節)

それでペテロは、彼らを迎え入れて泊まらせた。翌日、ペテロは立って、彼らと一緒に出かけた。ヤッファの兄弟たちも数人同行した。 



僕らも思い込みを壊される体験が与えられることがあります。多くの場合、まずは祈りの中で示され、また、神様が与えられる状況の中で導かれます。

また、それが本当に神様からのものかどうか吟味する仲間も必要です。ペテロは自分だけで判断せず、一緒に考えてくれる教会の仲間と出かけました。



"それでペテロは、彼らを迎え入れて泊まらせた。翌日、ペテロは立って、彼らと一緒に出かけた。ヤッファの兄弟たちも数人同行した。"

使徒の働き 10章23節



神様が新しい道を示されるときにはいつも祈りがあります。

ペテロは祈りの中で示されました。

ペテロを招いた異邦人コルネリウスも祈りの中でペテロを招くように導かれました。(10章1節から6節)


また、神様は幻や預言を用いられることもあるし、御霊の語りかけを聞くこともあります。ペテロは御霊の語りかけをはっきりと聞き取ることができました。実は異邦人が救われることは旧約聖書で何度も預言されていたことでした。



"ペテロは幻について思い巡らしていたが、御霊が彼に言われた。「見なさい。三人の人があなたを訪ねて来ています。

さあ、下に降りて行き、ためらわずに彼らと一緒に行きなさい。わたしが彼らを遣わしたのです。」"

使徒の働き 10章19~20節



僕らにも新しい道が示されることがあります。でも同時に、それが本当に神様からのものかどうか教会の中で吟味することも必要です。



"預言する者たちも、二人か三人が語り、ほかの者たちはそれを吟味しなさい。"

コリント人への手紙 第一 14章29節



神様は僕らを新しく変え続けてくださいます。

まずは「祈り」です。

そして「神様のみことば」を聞くことです。

そして「教会の信頼できる仲間」と一緒に判断することです。

そして神様は「新しい状況」を用いてくださいます。


伝統や文化は尊いものだけど、もっと大切なのは神様に従うことです。神様ははるかに大きなことをなさる方です。

今日も神様の語りかけと導きに心を開いていられますように。

与えられた状況を正しく判断することができますように。

神様の導きに従う柔軟さと謙遜さが与えられますように。


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