2022年12月19日月曜日

ダニエル12章

世界の終わりがいつになるかわからないけど、いつか僕らは死にます。そして、世界の終わりには全ての人が目を覚まして復活する、と書かれています。 (2-3) ちりの大地の中に眠っている者のうち、多くの者が目を覚ます。ある者は永遠のいのちに、ある者は恥辱と、永遠の嫌悪に。 賢明な者たちは大空の輝きのように輝き、多くの者を義に導いた者は、世々限りなく、星のようになる。 信仰者がよみがえる時は「永遠のいのち」すなわち神の国の祝福に入ります。そして、そうでない人たちも復活して「恥辱と永遠の嫌悪」に入るとあります。世界が終わるその前に、悪魔による大変な苦しみの期間があり、神様を信じる人たちは大迫害を受けます。それでも彼らは守られます。 (1) その時、あなたの国の人々を守る大いなる君ミカエルが立ち上がる。国が始まって以来その時まで、かつてなかったほどの苦難の時が来る。しかしその時、あなたの民で、あの書に記されている者はみな救われる。 終末の大変な苦しみの時にもミカエルという天使の長が信仰者を守ってくれます。ミカエルは「人々を守る大いなる君ミカエル」です。そして、「あの書に記されている者はみな救われる。」とあります。神様の前には「いのちの書」があって、たとえ迫害されて殺されても救われ祝福される人たちの名前が書かれています。だからイエス様は、この書物に自分の名が書き記されていることを喜びなさい、と言われました。(ルカ10:20) (7) 聖なる民(信じる人たち)の力を打ち砕くことが終わるとき、これらすべてのことが成就する。 聖書を読むと、神様は、最悪の事態を引き起こし、人間がそれに対応できなくなったときに、栄光と力を表すというパターンが多いようです。例えば、アブラハムは、愛する息子イサクが生贄にしなさい、と言われ、この最悪な事態に神様に全てを任せる覚悟ができた時に息子を取り戻します。 イエス様も、三年間、罪人たちから罵られ、嘲られ、貧しさと不名誉の中で生活しました。そして、逮捕され拷問を受け、十字架で処刑されてその力が完全に砕かれ、敵が勝利したように見えるとき、復活して栄光を現されました。 この世の終わりにも悪魔が信仰者を苦しめ、信じる人たちが砕かれ、無力にされた時に神様の勝利があります。このプロセスは信仰者が完全に自分を手放し、神様だけを信頼するプロセスのようです。「多くの者は身を清めて白くし、そうして錬られる。」(10)とあり、試練のことを聖書は「信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いのであって、イエス・キリストの現われのときに称賛と光栄と栄誉に至るものであることがわかります。」と言います。(1ペテロ1:7) 最悪の状況を通らされるときに、人の力とか、人の計画、計算は全く価値がなくなります。そのときに神様の勝利と栄光だけが輝き、人知を超えた神様のご計画だけが実現します。 どんな苦しみがあっても、イエス様を信頼する人はいのちの書に名前が記されています。苦しみは祝福のための通過点です。希望を持って忍耐しましょう。大丈夫です。ハレルヤ!

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