2022年12月19日月曜日

ネヘミヤ2章

 神様は神様だけで歴史を動かすことができます。…だのに神様は人間抜きで歴史を作ることをせず、人間が神様に求め、祈り、神様を信頼し、その言葉に従うという交わりの中で、一緒に歴史を作られる神様です。これは今も昔も一貫しています。


神様は破壊されていたエルサレムを再建されます。それは神様の言葉がその通りに実現することですそれは同時に人が神様に祈り求め、神様がそれに答えてくださるという交わりの中で行われます。


(1章8-11節)

どうか、あなたのしもべモーセにお命じになったことばを思い起こしてください。(…中略…)『あなたがたがわたしに立ち返り、わたしの命令を守り行うなら、たとえ、あなたがたのうちの散らされた者が天の果てにいても、わたしは彼らをそこから集め、わたしの名を住まわせるためにわたしが選んだ場所に連れて来る。』(…中略…)ああ、主よ。どうかこのしもべの祈りと、喜んであなたの名を恐れるあなたのしもべたちの祈りに耳を傾けてください。どうか今日、このしもべに幸いを見させ、この人の前で、あわれみを受けさせてくださいますように。」


エルサレムの再建を祈り願うネヘミヤはペルシャの王の献酌官でした。ある時、王はネヘミヤに言います。「病気でもなさそうなのに、なぜ、そのように沈んだ顔をしているのか。きっと心に悲しみがあるに違いない。」(2)


(4-5)

王は私に言った。「では、何を望んでいるのか。」私は天の神に祈ってから、王に答えた。「もしも王が良しとされ、このしもべにご好意をいただけますなら、私をユダの地、私の先祖の墓のある都へ遣わして、それを再建させてください。」


ネヘミヤは神様に祈り、祈りながら王様と会話をします。神様は祈りに答えてくださり、王様がエルサレムまでの通行許可、そして再建のための材料を与えることを約束してくれます。さらに移動中の警備まで与えてくれます。


(7-8)

また私は王にこう言った。「もしも王様がよろしければ、ユダに着くまで私が通行できるように、ユーフラテス川西方の総督たちへの手紙をいただけるでしょうか。そして、宮の城門の梁を置くため、また、あの都の城壁と私が入る家のために木材をもらえるように、王家の園の管理人アサフへの手紙もお願いします。」わが神の恵みの御手が私の上にあったので、王はそれをかなえてくださった。


(9)

それで私はユーフラテス川西方の総督たちのところに行き、王の手紙を彼らに手渡した。王は、軍の高官たちと騎兵たちを私とともに送り出してくださった。


祈っていると一つ一つの出来事に神様の働きを見ることができるようになります。単なる偶然ではなく、全ての会話や出来事に神様の臨在があります。この後もネヘミヤはリーダーとして成功したり、反発を受けたりし続けますが、彼はいつも祈りながら考え祈りながら発言しています。そして人々を導く時はいつでも神様の御手が自分の上にあることがわかって、確信を持って発言しています。反対を受け脅されるときも、乗り越えられる理由は「天の神ご自身が私たちを成功させてくださる。」という確信です


(18)

そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また王が言ったことばを彼らに告げた。すると彼らは「さあ、再建に取りかかろう」と言って、この良い仕事に着手した。


(20)

私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が私たちを成功させてくださる。


聖書は「絶えず祈りなさい」といいます。それは、神様の御手がいつも僕らの上にあることがわかるようになるためです。神様は僕らが祈り、求め、信頼して神様と交わることを願っておられます。小さな出来事も大きなことも、全ての出来事は神様が僕らとの交わりの中で動かしておられることです。今日もどんな小さなことでも祈りながら歩みましょう。主の御手は僕らの上にあります。ハレルヤ!

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