ヨブ38.1-21

 神さまについて、僕らは知識が足りないことを認めなければなりません。神様の深さは僕らがが理解できない深さだし、それを説明しようとすることは人間の範疇を超えています。

 

だのに、僕らはあたかも自分がわかっているかのように、きれいな言葉で上手に語ろうとする傾向があります。ヨブも、エリフも、三人の友達たちも「神様はこうだ」と発言してきました。そんな彼らに、そしてヨブに神様は言われます。

 

（1-2）

主は嵐の中からヨブに答えられた。

知識もなしに言い分を述べて、摂理を暗くするこの者はだれか。

 

これを聞いたヨブは悔い改めて言います

 

（42章3節）

あなたは言われます。「知識もなしに摂理をおおい隠す者はだれか」と。確かに私は、自分の理解できないことを告げてしまいました。自分では知り得ない、あまりにも不思議なことを。

 

神様は大きすぎます。そしてそのご計画は完璧です。この世界は神様の完璧な知恵と力の現れとして作られました。それは天使たちにとっても喜びでした。

 

（4-7）

わたしが地の基を定めたとき、あなたはどこにいたのか。分かっているなら、告げてみよ。あなたは知っているはずだ。だれがその大きさを定め、だれがその上に測り縄を張ったかを。その台座は何の上にはめ込まれたのか。あるいは、その要の石はだれが据えたのか。明けの星々がともに喜び歌い、神の子たちがみな喜び叫んだときに。

 

大きすぎる神様は今日もこの宇宙の全てを完璧にご支配なさっています。海も、光も、昼と夜のサイクルも、僕らの知識をはるかに超えた神様がそれを作り今も支えておられます。

 

自然の大きさを知らされるとき、僕らは神様の大きさを知らされます。その神様は僕らの思いをはるかに超えた大きなお方です。

 

僕らが神様について話すとすれば、許可され、教えられ理解されたほんの少しだけです。神様の願いは僕らが神様の大きさ、深さ、高さを知るようになることです。（エペソ3:18）ですが、神様のことは一生かかっても理解しつくすことはできません。

 

（申命 29:28）

 隠されていることは、私たちの神、主のものである。

 

（1コリント8:2）

人がもし、何かを知っていると思ったら、その人はまだ知らなければならないほどのことも知ってはいないのです。

 

今日も与えられた分の中で十分です。神様に感謝しましょう。大きすぎる神様が小さな僕らを今日も愛しておられます。ハレルヤ！