2022年12月19日月曜日

エステル5章

「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。」(箴言16:18)とあるように、ハマンは高ぶり、破滅します。 他人への不満や怒りは、自分を高いところに置いている証拠です。 (9-12) ハマンはその日、喜び上機嫌で去って行った。ところが、ハマンは、王の門のところにいるモルデカイが立ち上がろうともせず、身動きもしないのを見て、モルデカイに対する憤りに満たされた。しかし、ハマンは我慢して家に帰り、人を送って、友人たちと妻ゼレシュを連れて来させた。ハマンは自分の輝かしい富について、また子どもが大勢いることや、王が自分を重んじ、王の首長や家臣たちの上に自分を昇進させてくれたことなどを、すべて彼らに話した。ハマンは言った。「しかも王妃エステルは、王妃が設けた宴会に、私のほかはだれも王と一緒に来させなかった。明日も私は、王と一緒に王妃に招かれている。 僕らの持ち物や立場や能力は全部神様からの預かりものです。誇ることはできません。全部が神様からの恵みです。聖書は言います。「何か、もらったものでないものがあるのですか。もしもらったのなら、なぜ、もらっていないかのように誇るのですか。」(1コリント4.7)ハマンは高ぶりゆえに、自分に敬意をあらわさないモルデカイに怒り、人を集めてモルデカイの悪口を言い、殺して吊るす計画を立てます。 (13-14) しかし、私が、王の門のところに座っているあのユダヤ人モルデカイを見なければならない間は、これら一切のことも私には何の役にも立たない。」 すると、彼の妻ゼレシュと彼の友人たちはみな彼に言った。「高さ五十キュビトの柱を立てさせて、明日の朝、王に話して、モルデカイをそれにかけるようにしなさい。それから、王と一緒に、喜んでその宴会にお出かけなさい。」ハマンはこの進言が気に入ったので、その柱を立てさせた。 ハマンの高ぶりは彼の破滅に繋がります。彼が用意したモルデカイを殺して吊るすための柱は、最後には自分が吊るされることになります。自分を高くする人は低くされます。(マタイ23.12) 僕らは何も自慢することができません。神様に赦され、救ってもらった罪人にすぎません。ただ感謝しましょう。 「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ。」(箴言16:18)

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