2022年12月15日木曜日

ヨハネ6.37-40

 僕は長年「どうして信仰を持った人が神様から離れてしまうんだろう?」と疑問でした。でも、イエス様の側からは絶対に追い出したり、切り離したりすることがない、と繰り返します。どんなに罪を犯しても、神様を裏切るような人であっても、ですエス様は正反対のことをおっしゃいます。


(37)

父がわたしに与えてくださる者はみな、わたしのもとに来ます。そして、わたしのもとに来る者を、わたしは決して外に追い出したりはしません。


どんなに失敗しても信仰を失っても、神様が選んだ人は必ずイエス様のもとに来ます。そしてその人は追い出されることはありません。その人は「父(神様)がわたし(イエス様)に与えてくださる者」です。(37)他の箇所では「わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」とも書いてあります。(ヨハネ15.16)そして神様の願いはその人を失わないことです。神様が顔をしかめて扉を閉ざしてしまうことはありません。


(39-40)

わたしを遣わされた方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしが一人も失うことなく、終わりの日によみがえらせることです。わたしの父のみこころは、子を見て信じる者がみな永遠のいのちを持ち、わたしがその人を終わりの日によみがえらせることなのです。」


お米を袋に入れる時、一、二粒落としてしまい、「まあいいいや」と思います。でも、神様はそう思っていません。あなたを必要としないとか、あなたに興味がないということは絶対にありません。一人も失ってはいけない、イエス様が命を捨てるほどに大事な宝です。どんなに傷つき、不信仰になり、罪を犯しても神様が選びイエス様に与えた人ならばイエス様のところに必ず来ます。神様の願いはその人が完全に回復し復活し、その人に栄光を与えることです放蕩息子が帰ってきた時のように、「食べて祝おうではないか。この息子は、死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。」です。(ルカ15.24)



現実は迷い出て、神様から離れてしまったように見える仲間がたくさんいます。それでも神様の願いは、「一人も失うことなく、終わりの日によみがえらせることです。」(39)


(ヤコブ5:19-20)

私の兄弟たち。あなたがたのうちに、真理から迷い出た者がいて、だれかがその人を連れ戻すようなことがあれば、罪人を迷いの道から引き戻す者は、罪人のたましいを死から救い出し、また、多くの罪をおおうのだということを、あなたがたは知っていなさい。


(マタイ18:12-14)

もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。そして、もし、いたとなれば、まことに、あなたがたに告げます。その人は迷わなかった九十九匹の羊以上にこの一匹を喜ぶのですこのように、この小さい者たちのひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではありません。


離れている仲間のために祈りましょう。神様が願っておられるように僕らも彼らを探し、連れ戻し、彼らを喜び祝うものでありますように。


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