ゼカリヤ４章

 ゼルバベルの時代、神殿は壊されたままになっていて、かつ、建築しようとしても妨害も多くてなかなか進みませんでした。そんな時に、神様は言われます。神殿を再建するのは、人間の力ではなく神様の霊によることです。

（6-7）

彼は私にこう答えた。「これは、ゼルバベルへの主のことばだ。『権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって』と万軍の主は言われる。大いなる山よ、おまえは何者か。おまえはゼルバベルの前で平らにされる。彼がかしら石を運び出せば、『恵みあれ。これに恵みあれ』と叫び声があがる。」

「わたしの霊」というのは神様の霊、聖霊です。神様を賛美し神様を礼拝し捧げる神殿を作り上げるのは聖霊ご自身です。

今は神殿はありませんが、僕らの体が神殿であり、一人一人が組み合わされた教会が神殿だと聖書は言います。（1コリント6.19、エペソ2.21-22）聖霊によって大きな妨害も乗り越えられます。

オリーブ油はランプの火の燃料です。オリーブ油によってランプは燃え、光り輝きます。そしてオリーブ油は神様が与え続けてくださる聖霊を表わします。神様は僕らに無限に聖霊を注いてくださっています。神様が与えてくださる聖霊によってのみ、僕らは神様を賛美し、感謝し、祈り、捧げる人になります。

預言者ゼカリヤは、燭台がオリーブ油によって輝き続けているのを見ました。

（2-3）

彼は私に言った。「あなたは何を見ているのか。」私は答えた。「私が見ると、全体が金でできている一つの燭台があります。その上部には鉢があり、その鉢の上には七つのともしび皿があります。この上部にあるともしび皿には、それぞれ七本の管が付いています。

また、そのそばには二本のオリーブの木があり、一本はその鉢の右に、もう一本は左にあります。」

僕らにも注がれています。人の努力でも能力でもありません。主の宮は聖霊によって建て上げられます。神様の無限の霊がそうさせてくださいます。全ての栄光と力は主のものです。リラックスしましょう。大丈夫です！