2023年1月24日火曜日

ミカ4章

 苦しみの理由を聖書は教えています。その理由は様々です代表的なものを簡単にあげると、


①神様が僕らを愛する子どもとして訓練するため、敵を愛し、忍耐し、仕返しをやめる練習のため。キリストに似るように変えられるため。(ヘブル12.5~、ローマ5.3-4など)

僕らが間違った方向に行かないためにブレーキとして与えられるもの。(2コリント12.7など)

③キリストの苦しみに部分的に参加するため。(コロサイ1.14、ピリピ3.10など)

④罪に対する神様の怒りと裁きとしての苦しみ。(ミカ書など多数)


預言者ミカは④罪に対する神の怒りと裁きとしての苦しみを預言しました。が、これは①の愛する子どもへの懲らしめでもあります。預言の通りにエルサレムは破壊され、人々は苦しみます。これを聞いた時点で事実だと受けとめた人は悔い改めて罪をやめて救われることができました。ミカの預言は救われるための愛の警告です


しかも、神様の怒りは、怒りで終わるものではなく、その先に回復があります。ミカは、将来イエス様が王様として完全に世界を支配する日が来ることを預言しました。


時期は不明ですが、将来イエス様はエルサレムにリアルに戻ってこられます。その時には世界中の人たちがイエス様を支配者だと認めてエルサレムに教えを求めて来ます。僕らも生でイエス様とお会いします。人々は自分の知恵や判断にこだわるのをやめてイエス様とお会いして直接教えてもらう時代が来ると聖書は言います。


(1-2節)

その終わりの日、主の家の山は、山々のかしらとして堅く立ち、もろもろの丘よりも高くそびえ立つ。そこへもろもろの民が流れて来る。

多くの国々が来て言う。「さあ、主の山、ヤコブの神の家に上ろう。主はご自分の道を私たちに教えてくださる。私たちはその道筋を進もう。」それは、シオンからみおしえが、エルサレムから主のことばが出るからだ。


その時、イエス様の政治によって世界中のあらゆる戦争は終わり、すべての武器は廃棄されその予算や力は一次産業に変換し世界は平和になります。世界中の人が安心して暮らすイエス様の王国がやってきます。


(3-4節)

主は多くの民族の間をさばき、遠く離れた強い国々に判決を下す。彼らはその剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直す。国は国に向かって剣を上げず、もう戦うことを学ばない。彼らはみな、それぞれ自分のぶどうの木の下や、いちじくの木の下に座るようになり、彼らを脅かす者はいない。まことに万軍の主の御口が告げる。


ちなみにこの箇所はイザヤ2章にも書かれ、国連ビルの壁にも書かれている預言ですそれぞれ自分のぶどうの木の下、いちじくの木の下に座る」というのは、完全に安心して繁栄している様子です脅かしたり盗んだりという罪は極端になくなるようです盗む人脅す人がいないので鍵やパスワードは不要になります。虐待された人、弱い人、体が不自由な人、そのような苦しみは消え去ります。神様はもう一度全てを回復させ、健康を与え、強くしてくださいます。


(6-7節)

「その日──主のことば──わたしは足を引きずる者を集め、追いやられた者、また、わたしが苦しめた者を呼び集める。

わたしは足を引きずる者を、残りの者とし、遠くへ移された者を、強い国民とする。主であるわたしが、シオンの山で、今よりとこしえまで、彼らの王となる。


最後にはイエス様に従うことがベストだと誰にでもわかります。だから、今からマイルールや自分の信念、野望、宗教をやめてイエス様に従うようにと聖書は言います。「自分たちの神」は自分で作った偶像です聖書の神様はリアルな王様であり、最高の支配者です


(5節)

まことに、すべての民族は、それぞれ自分たちの神の名によって歩む。しかし、私たちは、世々限りなく、私たちの神、主の御名によって歩む。



これからも僕らの世界には苦しみがあります。でも、それは一時的であり、その先には最高の王国がリアルに来ます。信じる人は今日からもう、その王国がスタートしているようなものです。今日も自分でなく、この世の善悪判断でなく、イエス様を王様として従いましょう。今日も「御国が来ますように」と祈りましょう。(マタイ6.10)本当に御国は来ます。ハレルヤ!

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