渡辺和子シスターの「置かれた場所で咲きなさい」という本がベストセラーになりました。僕ら人間は「もっとこうなりたい」「環境を変えたい」「周りの人がもっとこうだったら…」などなど、環境や周りの人たちを変えれば幸せになれると思いがちですが、今いる場所や周りの人々こそが神様が与えてくださった大切なものです。そう思って誠実に周りに接していくことは聖書の教えそのものです。…という内容の本でした。
環境や隣人だけでなく、「今日」という時間も神様に与えられたものです。明日のことを心配しり誇ったりせず、与えられた今日を神様に感謝しつつ歩むことこそが神様の願いであり祝福です。それ以上のことはむさぼりです。
1 あすのことを誇るな。一日のうちに何が起こるか、あなたは知らないからだ。
僕らは目の欲、肉の欲、暮らし向きの自慢が大好きです。が、そんなものは消え去るものだと聖書は言います。(1ヨハネ2.16)だのに、僕らはもっと欲しがり他人を妬みます。妬みは怒りよりも悪いと聖書は言います。妬みは神様に感謝していない証拠です。
4 憤りは残忍で、怒りはあふれ出る。しかし、ねたみの前にはだれが立ちはだかることができよう。
周りの人たちは神様が与えてくださった人たちです。そして僕らは彼らとの関わりの中で隣人を愛することや赦すことを練習し学んで行きます。すぐに人を切り捨てたり環境を変えようとするなら、赦したり赦されたり、愛したり愛されたり、責めたり責められたりする機会を失い、成長しません。
5 あからさまに責めるのは、ひそかに愛するのにまさる。
6 憎む者がくちづけしてもてなすよりは、愛する者が傷つけるほうが真実である。
10 あなたの友、あなたの父の友を捨てるな。あなたが災難に会うとき、兄弟の家に行くな。近くにいる隣人は、遠くにいる兄弟にまさる。
17 鉄は鉄によってとがれ、人はその友によってとがれる。
仮に僕らが富も名誉も権力も手に入れたとしてもあっという間に消えてしまい、しかも神様の前には無価値なものです。
20 よみと滅びの淵は飽くことがなく、人の目も飽くことがない。
24 富はいつまでも続くものではなく、王冠も代々に続かないからだ。
僕らには今日与えられた分があります。そして与えられたちょうどいい分量の仕事、与えられたちょうどいい隣人がいます。それが地味な生活であっても、神様から与えられたものとして、愛を込めてしっかり向き合っていくことが祝福につながります。そのことを誠実な羊飼いにたとえて聖書は教えます。
23 あなたの羊の様子をよく知り、群れに心を留めておけ。
24 富はいつまでも続くものではなく、王冠も代々に続かないからだ。
25 草が刈り取られ、若草が現われ、山々の青草も集められると、
26 小羊はあなたに着物を着させ、やぎは畑の代価となる。
27 やぎの乳は十分あって、あなたの食物、あなたの家族の食物となり、あなたの召使の女たちを養う。
与えらている環境を感謝しつつしっかり向き合うことが聖書の教えです。神様に感謝しつつ、祈りつつ与えられている範囲で誠実に仕事に向き合い、人々に向き合っていくことが僕らを守り成長させます。小さい事に忠実な人は神様に喜ばれます。(ルカ16.10)小さな者を大事にしたことは神様にしたのと同じです。(マタイ25.40)今日一日を感謝して、周りの人たちや環境に感謝して生きましょう。主は僕らにちょうど良いもの、良い人たちを与えてくださっています。主は素晴らしい方です!
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