2023年2月6日月曜日

マタイ4.1-11

 悪魔は神様のご計画が大嫌いです神様が素晴らしいことをなさる時には必ず悪魔も妨害しようとします。でも、イエス様は悪魔に勝利しています。悪魔は頑張ってイエス様をダマして失敗させようとしましたが、失敗します。イエス様が勝利されたし、これからも永遠の勝利なさる方です今日の箇所は悪魔がどうやってイエス様をダマそうとしたのかが書かれています。


(1-3節)

1それからイエスは、悪魔の試みを受けるために、御霊に導かれて荒野に上って行かれた。2そして四十日四十夜、断食をし、その後で空腹を覚えられた。3すると、試みる者(悪魔)が近づいて来て言った。「あなたが神の子なら、これらの石がパンになるように命じなさい。」


悪魔は空腹状態のイエス様を狙いました。イエス様は石をパンにすることがおできになります。「神様としての力を自分の欲望のために使いなさい」というのが誘惑です。もちろんパンは必要だし、飢えている人にパンを与えることは良いことですこの誘惑はイエス様がただ食欲に振り回されるだけの人にすること、そして、その力を食欲のためだけに使うような人にすることです

でも、イエス様は負けませんでした。聖書のことばで勝利します。


(4節)

4イエスは答えられた。「『人はパンだけで生きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きる』と書いてある。」


パンは大事です。が、それ以上に神様のみこころを求めて生きることはもっと大事です人は食欲や性欲に振り回されて生きるのではなく、本来、神様のことば、意思、願いを共有して生きるものですもちろん食欲は良いものだし、パンは良いものです。でも、イエス様はその力を食欲だけに流される形で使うことはしませんでした。悪魔は僕らにも誘惑します。「神様のことばなんかあと回しにして、まず食欲だよ、まず性欲だよ」と。でも、僕らは神様のことばによって生きるように造られています。主のことばを第一とするときに、必要な食べ物は与えられると聖書は言います。「神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。」(マタイ6.33)


悪魔は聖書のことばを悪用するのが大得意ですイエス様に対しても聖書のことばでダマそうとしました。


(5-6節)

5すると悪魔はイエスを聖なる都に連れて行き、神殿の屋根の端に立たせて、6こう言った。「あなたが神の子なら、下に身を投げなさい。『神はあなたのために御使いたちに命じられる。彼らはその両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする』と書いてあるから。


悪魔は旧約聖書(詩篇91:11-12)のことばを引用して「神様が助けてくれるって書いてあるから、屋根から飛び降りて試してみなさい」と誘います。それに対してイエス様は答えます。


(7節)

イエスは言われた。「『あなたの神である主を試みてはならない』とも書いてある。」


神様を試すためにわざと飛び降りたり、わざと危険なことをするのは間違っています。イエス様がもし飛び降りたなら、みことばの通りに守られたでしょう。でも、イエス様は神様をテストするようなことはしませんでした。「主を試みてはならない」からです神様は試す相手ではありません。また、一つの聖書のことばだけを取り出して「利用」するのも間違っています。悪魔は僕らを高ぶらせようと誘惑します。神様を上から目線でテストし、みことばを自分の都合のいいように「利用」するのは高ぶりです


最後に悪魔はこの世の栄光を全部見せて、「これを全部あげよう」「私を拝みなさい」と言います。


(8節)

悪魔はまた、イエスを非常に高い山に連れて行き、この世のすべての王国とその栄華を見せて、9こう言った。「もしひれ伏して私を拝むなら、これをすべてあなたにあげよう。」


イエス様こそ全ての王です。そして全ての所有者です。そして、全ての栄光を持っている方です。しかし、その特権を全て手放して、十字架で処刑され、神にも人にも捨てられ殺されるためにこの地上に来てくださいました。その十字架に向かう役目をやめさせようという誘惑です

イエス様はみことばで反論されました。


(10-11節)

10そこでイエスは言われた。「下がれ、サタン。『あなたの神である主を礼拝しなさい。主にのみ仕えなさい』と書いてある。」11すると悪魔はイエスを離れた。そして、見よ、御使いたちが近づいて来てイエスに仕えた。


イエス様は「下がれ」と命令されるとサタンは下がります。

イエス様こそ悪魔よりもずっと力のある方ですだのに悪魔はがんばってイエス様さえダマそうとしています。

悪魔の基本手口は「高ぶらせること」ですこの世の栄光を全部あげるから、私を拝みなさい、という取引です。僕らにもお金あげるから、名声をあげるから、権力をあげるから神様を礼拝しないで、この世のものを優先しなさい、という誘惑はいつもあります。『あなたの神である主を礼拝しなさい。主にのみ仕えなさい』というのが答えです


(マタイ 16:26)

人は、たとい全世界を手に入れても、まことのいのちを損じたら、何の得がありましょう。そのいのちを買い戻すのには、人はいったい何を差し出せばよいでしょう。


悪魔は今日も「肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢」をチラつかせて僕らも神様から離そうとします。(1ヨハネ2.16)イエス様の歩みは真逆で、徹底してへりくだり、十字架に向かってくださる歩みです。「主を礼拝しなさい」ということばは、主の前にひれ伏しなさい、という意味です


また、悪魔はいつも「聖書の一部」だけを悪用してダマそうとします。そして悪魔は聖書を使いますが、従いません。僕らも悪魔にダマされることがありませんように。聖書を学ぶだけなら、ダマされます。それを実行することは勝利です


(ヤコブ 4:7)

ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。


(エペソ 6:11)

悪魔の策略に対して立ち向かうことができるために、神のすべての武具を身に着けなさい。(…中略…)では、しっかりと立ちなさい。腰には真理の帯を締め、胸には正義の胸当てを着け、足には平和の福音の備えをはきなさい。これらすべてのものの上に、信仰の大盾を取りなさい。それによって、悪い者が放つ火矢を、みな消すことができます。救いのかぶとをかぶり、また御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。

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