2023年5月4日木曜日

創世記38.12-26

 創世記38.12-26


誰かの罪を見聞きして怒ることがありますが、大抵の場合は神様がそれを通してあなたの罪を教えてくれているようです。

ユダは自分の嫁が姦淫をして、しかも妊娠したことを聞いて怒り、「あの女を引き出して、焼き殺せ。」(24)と言いました。ところが、その犯人は自分でした。



(15-19)

15,ユダは彼女を見て、彼女が顔をおおっていたので遊女だと思い、

16,道端の彼女のところに行き、「さあ、あなたのところに入らせてほしい」と言った。彼は、その女が嫁だとは知らなかったのである。彼女は「私のところにお入りになれば、何を私に下さいますか」と言った。

17,彼が「群れの中から子やぎを送ろう」と言うと、彼女は「それを送ってくださるまで、何か、おしるしを下されば」と言った。

18,彼が「しるしとして何をやろうか」と言うと、「あなたの印章とひもと、あなたが手にしている杖を」と答えた。そこで彼はそれを与えて、彼女のところに入った。こうしてタマルはユダのために子を宿した。

19,彼女は立ち去って、そのベールを外し、やもめの服を着た。



僕らは自分のことは棚上げにして他人を責めがちですが、それは自分を義とする時はなく、神様が自分の罪を示してくださっている時です。ユダが「あの女を引き出して、焼き殺せ。」と言った時、嫁のタマルは言いました。



(25-26)

25,彼女が引き出されたとき、彼女はしゅうとのところに人を送って、「この品々の持ち主によって、私は身ごもったのです」と言った。また彼女は言った。「これらの印章とひもと杖がだれのものか、お調べください。」

26,ユダはこれを調べて言った。「あの女は私よりも正しい。私が彼女をわが子シェラに与えなかったせいだ。」彼は二度と彼女を知ろうとはしなかった。



イエス様は言われました。



(マタイ7:4-5

兄弟に向かって、『あなたの目のちりを取らせてください。』などとどうして言うのですか。見なさい、自分の目には梁があるではありませんか。偽善者たち。まず自分の目から梁を取りのけなさい。



さばくことができるのはイエス様だけです。他人の罪に怒る時、それは僕らの罪の姿が示されています。大抵の場合は神様がそれを通してあなたの罪を教えてくれているようです。イエス様の赦しは完璧です。今日も罪を認め、自分の分も他人の分も赦しを願いましょう。告白する人の罪は赦されます。


なんと、このユダの罪で妊娠した子がイエス様の先祖ペレツとなりました。イエス様の系図(マタイ1章)にはわざわざこの姦淫の罪がわかるように、「ユダがタマルによってペレツとゼラフを生み…」とか書かれています。


告白した人の罪は赦されます。(1ヨハネ1.8-9)

大丈夫です!今日もイエス様による恵みだけで義とされ、赦されています。僕らがすべきは感謝のみ、賛美のみです。ハレルヤ!

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